日本代表は強豪オランダとのワールドカップ初戦を2-2で引き分けた。
守護神の鈴木彩艶は、序盤から好セーブを見せるなど、自身初の大舞台とは思えないほどの安定感あるプレーを見せつけた。
日本人の母とガーナ人の父を持つ彼は、アメリカのニュージャージー州で生まれ、埼玉県で育った。
そうしたなか、アメリカの『Sports Illustrated』は、こう伝えていた。
「アメリカ生まれの鈴木彩艶が今ワールドカップで日本代表としてプレーする理由。
彼は強豪オランダ戦で4度の決定的セーブを見せ、日本を引き分けに導き、注目を集めた。
ガーナ人の父と日本人の母を持つ23歳は、ニュージャージー州のニューアーク生まれ。そのため、アメリカ代表だけでなく、ガーナ代表としてもプレーする資格があった。
鈴木はU-15から日本代表でプレーし、アメリカのユース代表でプレーしたことは一度もなかった。
日本代表としてフル代表デビューを果たすと20試合以上に出場しているため、アメリカ代表とガーナ代表でプレーする資格はなくなった。
ただ、『The Athletic』によると、アメリカ側は『鈴木の忠誠(代表選択)を確保しようと熱心だった』という」
ある時点でアメリカは鈴木を代表チームに引き入れようと躍起になっていたようだ。
なお、アメリカ・カナダ・メキシコで共催される今ワールドカップの決勝戦が行われるのは、ニュージャージー州イーストラザフォードにあるニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム。
そのイーストラザフォードと、鈴木が生まれたニューアークは、およそ16キロほどと非常に近い位置にある。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



