森保一監督とともに臨む2度目にワールドカップで優勝を目指す日本代表「SAMURAI BLUE」。
昨今の戦いぶりから決して不可能とは言えないが、『最高の景色』を実現するためには幸運などを多くのものを手繰り寄せる必要があることもまた確かだろう。
そんな状況の中で、優勝のキーマンとなりそうな5名の選手を紹介する。
鈴木彩艶
2002年8月21日生まれ(23歳)
GK/パルマ所属
1人目は鈴木彩艶。おそらく今大会の日本代表メンバーの中で、個人として「世界一」になれる可能性がある唯一の選手だ。
代表歴が浅いなかで迎えた2024年のアジアカップでは、チームがまさかの準々決勝敗退に終わったこともあり多くの批判を浴びた23歳。しかし、同年夏に移籍したイタリアのパルマで悔しい経験も糧に成長し、いまや誰もが認める日本の“最後の砦”となった。
圧倒的なフィジカル面の素養に加え、浦和レッズ時代から積み上げてきた技術や判断力により、現代型のゴールキーパーとして、世界最高峰プレミアリーグのクラブからも注目されている。
国内ラストマッチとなった先日のアイスランド戦後、「(怪我から)復帰してから徐々に上がってきているので、まだまだ高めて、最高の状態で挑みたいと思います」と力強く語っていた鈴木。日本サッカー史上最強の守護神がいよいよ初のワールドカップの舞台に立つ。
冨安健洋
1998年11月5日生まれ(27歳)
DF/アヤックス所属
多くのサッカー選手にとって特別な大会であるワールドカップ。27歳の冨安健洋もまたこの大会にかける想いは誰にも負けない一人だろう。
富安は右太ももの怪我を抱えながらプレーした前回のカタール大会以降、長期の負傷離脱を何度も強いられてきた。左膝やふくらはぎなどを相次いで痛め、ついには2025年7月、アーセナルとの契約を解除して無所属に。
それでも、4年に一度の夢舞台に立つ気持ちを燃やし続け、2025年12月に板倉滉も所属するオランダの名門アヤックスへ加入。試合勘を徐々に取り戻し、ワールドカップで日本代表へ電撃復帰を果たしている。
アーセナルで試合に出ていた頃に比べると身体にみなぎるパワーは落ちた感があるが、逆に今の冨安には研ぎ澄まされ抜身の刀のような鋭さがある。日本が今大会で世界の頂点に立つためには彼の力が不可欠だ。
