日本代表のキャプテンとして、自身3度目となるワールドカップに出場するはずだった遠藤航。
だが、怪我の影響で無念の欠場を余儀なくされると、代表からの引退も決断した。
33歳の守備職人は今年2月にリヴァプールの試合で左足靭帯を損傷。手術の懸命なリハビリを経て、5月末に復帰したが、状態がおもわしくなかったために、本大会開幕直前にメンバーから外れることになった。
そうしたなか、『Liverpool Echo』は、「遠藤、リヴァプールでのラストチャンス。アンドニ・イラオラ監督の下で正念場を迎える」と伝えていた。
リヴァプールはアルネ・スロット監督を解任し、スペイン人のイラオラ新監督が就任した。
「日本代表ワールドカップメンバーから外れたことによる苦痛が、遠藤に代表引退を余儀なくさせたとしても、リヴァプールでのキャリアには少なくとも一筋の光明があると言える。
もちろん、代表チームに大きな影響力を持つ選手として、ワールドカップという重要な大会を欠場することは、好人物の遠藤にとって大きな痛手だったはずだが、リヴァプールでのキャリアにとっては、少なくともいい面がある。
遠藤はユルゲン・クロップ監督のラストシーズンには公式戦43試合に出場したが、スロット監督の下では出場機会が激減した。
イラオラ新監督の就任は、遠藤にとって出場機会を増やすチャンスとなるだろう。粘り強い守備的MFは、常に貴重な戦力として認識されてきたが、今プレシーズンは主力選手の不足により、絶好のアピールの場になる。
スロット監督の下では、遠藤のスペシャリストの役割を担当。クローザーとしての役割を完璧にこなした。
33歳という年齢、長期離脱を余儀なくされた怪我からの回復期間中に熟考を強いられたであろう遠藤は、再びレギュラーの座を掴むことができると感じているだろうか。
契約最終年を迎える遠藤にとって、リヴァプールでのラストチャンスを迎える。
レギュラー奪取は依然として高望みかもしれないが、少なくともプレシーズンで、チャンスを掴む可能性は十分にある」
遠藤の契約は2027年6月末までの残り1年。
代表を引退したことでクラブに専念できることは、リヴァプールでのキャリアを続けるうえでは好都合になりえると見ているようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
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