北中米ワールドカップのグループステージ第2戦で、サムライブルーに0-4と圧倒されたチュニジア代表。

2試合9失点での2連敗で早々と大会敗退が決まった“カルタゴの鷲”の周辺が、ピッチ外でも激しく揺れている。

UAEメディア『Erem News』は現地時間23日、2021年から2024年までチュニジア代表のスポーツディレクターを務めたモハメド・スリム・ベン・オスマン氏が、欧州生まれの二重国籍選手たちを激しく批判した。

ベン・オスマン氏は「ワールドカップという舞台がなければ、彼らのうちの誰一人として代表に来ることはなかった。大会出場による金銭的メリットや移籍のオファー目的だ」と断じ、彼らの帰属意識の欠如を痛烈に非難した。

今大会のチュニジアは初戦でスウェーデンに1-5で敗れ、続く日本戦でも4失点と守備が崩壊。2試合で計9失点というワールドカップ史上最悪の数字を叩き出し、大会中にサブリ・ラムシ監督が解任されるなど、大混乱に陥っている。

こうした歴史的惨敗の戦犯として、欧州の育成組織から呼び寄せた“帰化組”の姿勢に「帰属意識がない」として批判の矛先が向いている形だ。

日本にとっては決勝トーナメント進出を手繰り寄せる快勝劇となったが、対戦相手にとってはチームのアイデンティティを揺るがす大地震の引き金となった。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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