北中米ワールドカップのグループリーグ最終戦で、韓国代表は南アフリカ代表に0-1で敗れ、グループ3位に転落した。

この試合の解説を務めていた韓国サッカー界のレジェンド、パク・チソン氏が、代表チームの戦いぶりに厳しい言葉を投げかけている。

パク氏はJリーグの京都サンガF.C.でプロキャリアをスタートさせ、その後はオランダのPSVアイントホーフェンやイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドで活躍。

プレミアリーグ4度の優勝やUEFAチャンピオンズリーグ制覇を経験し、韓国代表としてもワールドカップ3大会連続ゴールを記録するなど、同国サッカー史に名を刻む存在だ。今大会は韓国の放送局『JTBC』で解説を務めている。

メキシコ・モンテレイで行われた南アフリカ戦で、韓国はボール支配率63%を記録したものの、枠内シュートはゼロ。中盤でのパスミスやボールロストが目立ち、南アフリカの鋭いカウンターに苦しめられた。

パク氏は試合中、「チームとしての動きがまったく見えない」「スペースを作り出し、連動しようとする意図が感じられない」と攻撃面の機能不全を指摘。

さらに後半に先制を許した後も攻撃的な交代策が見られなかったことについて、「0-1でも0-2でも結果は変わらない。もっとリスクを取って攻めるべきだった」とホン・ミョンボ監督の采配へも苦言を呈した。

また同氏は、「手足(攻守の連係)が噛み合っていない」「本当に勝つつもりだったのか疑問に感じる」と語り、プレー内容だけでなく選手たちの姿勢にも言及。同席した解説者も「歴代最悪レベルの試合」と評するなど、韓国国内では失望の声が広がっている。

一方で、ホン監督は試合後に「選手たちは最後まで戦った」と擁護した。韓国は3位でのグループリーグ通過の可能性をわずかに残しているものの、今後のチーム再建に向けた議論が加速しそうだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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