日本代表の戦いを、母校の学生たちが熱い声援で後押しした。

法政大学は6月、市ケ谷キャンパスで北中米ワールドカップ日本対スウェーデン戦のパブリックビューイングを開催。多くの学生が集まり、大型スクリーンに映し出される日本代表のプレーに歓声や拍手を送り、キャンパスは熱気に包まれた。

この日、学生たちがひときわ大きな声援を送ったのが、同大スポーツ健康学部出身で日本代表FWの上田綺世だ。

上田は法政大学サッカー部時代、2018年の全日本大学サッカー選手権(インカレ)優勝の原動力となり、大会MVPを受賞。1年生の夏には総理大臣杯決勝でゴールを決め、チームを35年ぶりの優勝へ導くなど、大学屈指のストライカーとして頭角を現した。

高い得点力と空中戦の強さを武器に大学サッカー界を代表する存在となり、プロへの階段を駆け上がっていった。

1922年創部の法政大学サッカー部は、関東大学リーグ優勝3回、総理大臣杯優勝4回、全日本大学サッカー選手権優勝3回を誇る名門。これまで数多くのJリーガーや日本代表選手を輩出しており、上田もその伝統を受け継ぐ一人として世界の舞台で活躍を続けている。

今大会でも上田はチュニジア戦でワールドカップ初ゴールを含む2得点1アシストを記録し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出。スウェーデン戦では先発出場して後半21分までプレーした。

同選手はカタール大会で味わった悔しさを糧に、27歳となった現在は日本代表の攻撃をけん引する存在へと成長。その姿は在学生にとっても大きな刺激となっている。

SNSでは「学生さんたちも盛り上がったでしょうね!やりますね法政大学」「大学でパブリックビューイングいいなぁ」などの反応が寄せられた一方、「多摩キャンでもやれ」「明治もやろうぜ!」といった羨望の反応も見られた。

また、多摩キャンパスでは上田のサイン入りユニフォームが展示されるなど、大学全体で卒業生を応援する機運が高まっている。

市ケ谷キャンパスでのパブリックビューイングも、試合観戦にとどまらず、学生たちが「法政の誇り」を共有する特別な時間となった。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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