南米の強豪ウルグアイ代表が、北中米ワールドカップで深刻な内部対立を抱えていると報じられた。
グループHでサウジアラビア戦1-1、カーボベルデ戦2-2と2試合連続ドローに終わり、勝ち点2で迎える最終戦・スペイン戦を前に、選手たちとマルセロ・ビエルサ監督の間で緊張が高まっているという。
アルゼンチンメディア『Infobae』は現地時間25日、セルヒオ・ロチェト、マヌエル・ウガルテ、ロドリゴ・ベンタンクール、フェデリコ・バルベルデら主力選手が監督に話し合いを求め、過酷なトレーニング負荷と戦術方針について不満をぶつけたと報じた。
同メディアによると、選手側は「体が持たない」と訴え、スペイン戦ではブロックを低く構えてカウンターを狙う戦いを希望。一方、ビエルサ監督は自らの高強度のプレッシングスタイルを貫き、選手たちの要望を退けたという。
この話し合いでは、一部の選手が途中でミーティングから退出するなど荒れた雰囲気となり、バルセロナDFロナルド・アラウホが「これ以上耐えられない」と不満を漏らしたことも伝えられた。
ウルグアイは伝統的に粘り強い守備を武器としてきたが、今大会では攻撃が機能せず、勝点獲得に苦しんでいる。
ビエルサ監督就任以降、練習に取り入れている「ビエルサボール」が選手の疲労を招いているとの指摘もあり、チーム内の亀裂が表面化した形だ。ウルグアイは、最終戦でスペインに勝利しなければ、グループステージ敗退の危機に直面する。
この報道が事実であれば、ウルグアイ代表のW杯挑戦に暗雲が垂れ込める。優勝候補スペインとの対戦を前に、選手と監督がもう一度結束できるかが鍵となる。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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