韓国サッカー界に広がる失望は、ついに街の飲食店にも飛び火したようだ。

韓国メディア『聯合ニュース』は28日、2026年北中米ワールドカップで韓国代表のベスト32進出が消滅したことを受け、韓国各地の飲食店やカフェでホン・ミョンボ監督の「出入り禁止」を掲げる店舗が相次いだと報じた。

記事によると、京畿道・安養市の韓国料理店では、店頭にサッカーボールのイラストとともに「ホン・ミョンボは出入り禁止!」との張り紙を掲示。店主は聯合ニュースの取材に対し、「南アフリカ戦後に貼った。韓国サッカーが好きだからこそ今回の戦いには腹が立った」と説明したという。

さらに、ソン・フンミンを先発起用しなかったことや、明確な戦術が見えなかったことを理由に「監督として力量を発揮できなかった」と不満を口にした。

もっとも、店主は「もともとユーモアが好きな性格なので、お客さんに笑ってもらえればと思った」とも話しており、実際に来店客が写真を撮って楽しんでいるという。

こうした動きは一店舗にとどまらず、全羅北道・金堤市の焼き肉店やソウル・麻浦区のカフェでも「ホン・ミョンボ代表監督の入店を断固禁止」「来ることはないだろうが、まだ怒りが収まらない」といった掲示がSNSで拡散され、大きな反響を呼んでいる。

韓国代表はグループリーグ終了後、各組3位チームの順位で10位となり、ベスト32進出ラインの8位以内に届かず敗退。韓国がワールドカップのグループリーグ突破を逃したのは2018年ロシア大会以来8年ぶり。

2002年日韓大会で4強入りを果たした英雄でもあるホン監督は、2014年ブラジル大会に続くグループリーグ敗退となり、韓国国内では異例ともいえる「出入り禁止」の張り紙が現れるほど厳しい逆風にさらされている。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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