ワールドカップの熱戦を前に、アメリカの女性テレビリポーターによる不用意な発言が大きな波紋を広げた。
現地時間28日、イギリスメディア『SPORT BIBLE』が報じた。
問題となったのは、アメリカのテレビ局『ABC7』のリポーター、アビゲイル・ベレス氏だ。
北中米ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でアメリカ代表と対戦するボスニア・ヘルツェゴビナを紹介する際、「地図でどこにあるのか分からない」「ボスニアについて何も知らないし、知りたいとも思わない」と発言。
「アメリカ代表はこれまで以上に強い。覚悟しておけ、ボスニア」と挑発的な言葉も口にした。
この映像は瞬く間にSNSで拡散され、相手国への敬意を欠くとして批判が殺到。これを受け、ベレス氏は自身のSNSで「ワールドカップを少し楽しもうとした軽率な試みだったが、やり過ぎてしまった。無神経で不適切な発言だった」と謝罪した。
さらに「ボスニアの人々とボスニア代表チームにお詫びします。ワールドカップは世界中の人々を一つにする大会であり、私の発言はその精神を反映していなかった」と反省を示し、「大会を戦うすべてのチームの健闘を祈ります」と締めくくっている。
SNSでは「なぜジャーナリストが無知であることを誇るのか」「地理を知らないことより、それを自慢しているのが問題」といった批判が相次いでいた。
一方で、「アメリカ人らしい傲慢さだ」「典型的な“アメリカ人は地理が苦手”というステレオタイプそのもの」と受け止める意見も見られ、試合前から思わぬ形で注目を集める騒動となっている。
今度はピッチ上で、両国が互いへの敬意を示しながら真剣勝負を繰り広げることが期待される。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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