北中米ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、日本代表はブラジル代表に1-2で敗れた。
この試合で、イギリスの地上波放送局『ITV』のスタジオ解説を務めた元横浜F・マリノス監督のアンジェ・ポステコグルー氏の、日本代表への深い愛情と期待を込めたコメントが国内外で大きな反響を呼んでいる。
ポステコグルー氏は2019年に横浜FMの監督に就任すると、攻撃的なパスサッカーでチームをJ1優勝に導いた。日本サッカー界に大きな影響を与えた人物だ。
その後もセルティックで前田大然らを重用し、欧州での日本人選手活躍の橋渡し役を果たしてきた。W杯期間中はITVのスタジオパネリストとして招かれ、豊富な日本経験を活かした解説で注目を集めた。
動画では、ブラジルの逆転ゴールが決まった瞬間、ポステコグルー氏が椅子に深く腰を落とし、ガックリと肩を落とす姿が映し出される。
また試合後の解説では「日本は後半引きすぎた。ブラジル相手に引いては勝てない」と戦術的な課題をズバリ指摘。さらに「本当に残念な負け。4年後はダークホースではなく、優勝候補として戦わなければいけない」と、強い期待を込めて語った。
これらの発言は、単なる批判ではなく、日本代表のポテンシャルを誰よりも信じているからこそ出る“愛のムチ”だ。横浜時代に培った選手たちとの絆や、日本サッカーの成長を間近で見てきた経験が、彼の言葉に説得力を与えている。
また守備的に引く戦い方へのフラストレーションは、ポステコグルー氏らしい攻撃哲学の表れでもあり、森保監督率いるチームへの率直な提言として受け止められる。
Xなどでは「こういう時こそ周りの言葉が大事だよね」「ポステコグルージャパン見てみたいな」「ポステコグルー、次頼むよ」などの反応が寄せられた。
日本ファンにとっては、海外の著名人がここまで本気で日本代表を想ってくれることに胸熱のシーンだ。ベスト32敗退の悔しさをバネに、次回大会で「優勝候補」として飛躍するためのヒントが、そこに詰まっている。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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