大手メディア『ESPN』が日本代表の敗因を分析した。
北中米で開催されているFIFAワールドカップ(W杯)で日本代表は決勝トーナメントのラウンド32でブラジル代表と対戦。MF佐野海舟のゴールで先制するも、後半に2得点を奪われて1-2の逆転負けを喫した。
『ESPN』は「両ウイングバックが規律正しく守備を固めた5人の守備陣形はブラジルにとって突破困難な壁となった。そして、前田大然と伊東純也という型破りな10番コンビは、創造性の欠如をひたむきな努力で補い、上田綺世と共に積極的にプレスを仕掛けた」と前の3枚の守備を高く評価した。
それでも最終的には踏ん張り切れずに、後半のアディショナルタイムに失点。「一か八かの勝負、つまりやり直しのきかない状況になると、サムライブルーは未だに答えを見つけられずにいる」と日本の弱みを指摘した。
「ブラジルに負けることに恥じることはない。とはいえ、精神的な問題が絡んでいるようにも思えてくる。この敗戦は大きな機会損失だったといえるだろう。前半45分間は相手と互角以上の戦いを繰り広げ、ハーフタイムにはリードさえ奪っていたにもかかわらず、後半に痛恨の失速を喫してしまったのだから…」
日本は今大会を含めて過去5度にわたって決勝トーナメントに進んでいるが、1度も勝利できていない。『ESPN』はグループステージでの戦いについては「多少のミスがあってもプレーできた」としている。
同メディアは「ワールドカップ優勝を公言するほど大胆なチームにしては、後半の試合内容を見る限り、日本に本当に欠けているのは自信だけなのかもしれない」とした。
日本代表が新しい景色を見るためには、“自信”が足りないのか。4年後に向けて、試行錯誤は続く。
筆者:本田建(編集部)
画像提供:Getty Images
