韓国代表のエースを巡る恐喝事件が、司法手続きを経て一区切りを迎えた。

韓国メディア『聯合ニュース』は2日、韓国代表FWソン・フンミンに対し、「子どもを妊娠した事実を公表する」と脅して現金3億ウォン(約3100万円)を脅し取った20代女性に対する懲役4年の判決と、追加で7000万ウォン(730万円)を脅し取ろうとした共犯の40代男性に対する懲役2年の判決が、それぞれ確定したと伝えた。

女性は二審判決後に上告せず、男性については韓国最高裁が上告を棄却し、原判決が維持された。

報道によると、女性は2024年6月、妊娠した事実を暴露するとソンを脅迫。ソンは社会的名声やサッカー選手としてのキャリアへの影響を懸念し、3億ウォンを渡したとされる。

さらに女性と交際関係にあった男性は、妊娠や中絶の事実を報道機関やソンの家族に公表すると脅し、さらに7000万ウォンを要求したものの、こちらは未遂に終わったという。

一審では「被害者が相当な精神的苦痛を受けたとみられる」として、女性に懲役4年、男性に懲役2年の実刑判決を言い渡した。

二審も「量刑が重すぎるとは認められない」と判断して控訴を棄却。最終的に女性は上告せず、男性も最高裁で上告が退けられたことで、韓国代表の主将を巻き込んだ一連の脅迫事件は、司法上の決着を見ることとなった。

プレミアリーグ得点王の実績を引っ提げて、現在はアメリカMLSでプレーするソン。ピッチ外での懸念がなくなり、より身軽となった彼の活躍に期待したい。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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