北中米ワールドカップでアジア勢が32強までにすべて姿を消した。
この結果を受け、ベトナムメディア『Lao Dong』は現地時間3日、「アジアサッカーには『大手術』が必要だ」と題した特集を掲載し、大陸全体の強化策を訴えている。
今大会では大会史上最多となる9カ国のアジアの代表チームが本大会に出場。日本とオーストラリアがグループステージを突破した一方、日本はラウンド32でブラジルに1-2で敗退し、オーストラリアもエジプトとのPK戦に敗れて姿を消した。
これでAFC加盟国はすべて敗退し、ベトナム紙は「最後の希望だったオーストラリアも去った」と総括した。
記事では、とりわけ7つのグループリーグ敗退国の数字を問題視。イラク、ウズベキスタン、カタール、ヨルダン、サウジアラビア、韓国、イランの合計成績は1勝6分14敗、14得点52失点という厳しい内容だった。
さらに、アジアカップ2連覇中のカタールが勝点1、ウズベキスタン、ヨルダン、イラクは未勝利で大会を終えたことにも触れ、「出場枠は増えたが、競争力はそれに見合うほど向上していない」と分析している。
また、10チーム中9チームが決勝トーナメントへ進出したアフリカ勢と比較し、その差は海外でプレーする選手の層にあると指摘。
ヨルダンのジャマル・セラミ監督やウズベキスタンのファビオ・カンナヴァーロ監督のコメントを紹介し、「日本、オーストラリア、そしてイランを除けば、アジア全体が改善を必要としている」との見解も伝えた。
現在すでに、サウジアラビアでは連盟会長が辞任し、韓国ではホン・ミョンボ監督が退任するなど各国で責任論が噴出している。
『Lao Dong』は、アジアが継続的に世界の強豪と渡り合える存在になるまでは、今回のような厳しい現実と向き合い続けなければならないと警鐘を鳴らしている。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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