先月24日に南米ベネズエラで二度の巨大地震が発生した。
マグニチュード7.2と7.5という非常に大きな規模で、少なくとも2600人が死亡するなど大きな被害が出ている。
そのなかで、地震により倒壊した建物に閉じ込められていた男性が、8日ぶりに救出される奇跡的な生還があった。
『BBC』などによれば、7か国による合同救助チームは、140トンもの瓦礫の下にいたエルナン・ヒルさんを発見してから100時間以上をかけて、救出することに成功したという。
そうしたなか、ベネズエラの首都カラカスにあるポルトガル大使館は、救助されたヒルさんに、クリスティアーノ・ロナウドのサイン入りユニフォームを贈っていた。
大使が入院中のヒルさんを見舞うと、ロナウドの直筆サインが入ったポルトガル代表のユニフォームを手渡していた。
ポルトガルは現在、北中米ワールドカップに参戦中。41歳になったロナウドは、クロアチア戦で自身初となるワールドカップ決勝トーナメントでのゴールを記録。チームは2-1で競り勝ち、ラウンド16では強豪スペインと対決することになった。
『CNN』によれば、ヒルさんの妻グスビマールさんは夫が亡くなったと思い、「深い悲しみに暮れる日々」を過ごしていたが、「夫が生きていると分かった瞬間、希望の光が見えた。彼は英雄のように毅然としていた」と話していたという。また、子供たちが自宅で夫の帰りを待っているとも口にしていたとのこと。
なお、ロナウドはベネズエラ大地震で家と家族を失い、片足を切断することになった少年にも、元気になったら試合に招待するとビデオメッセージを通じてエールを送ることもしている。
筆者:井上大輔(編集部)
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