2002年大会以来のワールドカップ優勝を目指したブラジルだが、準々決勝に勝ち進めずに敗退が決まった。
ラウンド16で天敵ノルウェーに1-2で敗れて、大会を去ることになったのだ。
怪我明けで今大会に参加したネイマールは、ノルウェー戦でもベンチスタート。途中出場からPKによるゴールを決めたものの、敗退後には大号泣。34歳のスターは試合後に代表引退を示唆した。
『Globo』によれば、元ブラジル代表のフェリペ・メロは、セレソンの置かれている現状を痛烈に批判したという。
「我々にとって、本当に悲しい午後だった。特に自分にとっては。
ブラジルの勝ち上がりや代表チームのさらなる進化に大きな期待を寄せていたし、楽観視していたからだ。
ブラジルは恥ずべきサイクルの代償を払っている。
代表チームが歩んできた恥ずべきサイクル…サッカーについて何も理解していない、運営についても何も知らないこれまでの(ブラジルサッカー連盟)会長たちから始まったものだ。
俺は信仰心を持つ人間だ。聖書にもある通り、『蒔いたものは刈り取らねばならない』という法則は決して変わらない。
いま我々が刈り取っているのは、この酷いCBF(ブラジルサッカー連盟)のサイクルの間に蒔いたものだ。
非常に難しい。我々には希望があった。なぜなら、元来ブラジル人は希望に満ちた国民だから。
我々は代表チームを応援してきたが、結局はサイクル全体の代償を払うことになった」
「ワールドカップに天才を連れて行くなら、彼(ネイマール)をプレーさせるべきだ。そうでなければ、連れて行くべきではない。
俺ならネイマールを先発させていた。彼なら最初のPKを決めていただろうし、そうなれば全く違う試合展開になっていたはずだ」
サッカー連盟とカルロ・アンチェロッティ監督の采配を痛烈に批判していたようだ。
ノルウェー戦は、1本目のPKをブルーノ・ギマラインスが外してしまい、それが響く結果になった(ネイマールが蹴ったのは2本目のPK)。
なお、2010年のワールドカップに出場した43歳のメロは、激しいプレースタイルから『狂犬』の異名で呼ばれた人物でもある。
筆者:井上大輔(編集部)
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