J3の高知ユナイテッドSCは13日、クラブ公式マスコットキャラクターのデザイン公募を再開すると発表した。
昨年実施した募集では多くの応募が寄せられたものの、クラブは「高知ユナイテッドSCらしいマスコットとは何か」「地域やファン・サポーターとともにどのように育てていくべきか」を改めて検討するため募集を中断しており、方向性を整理したうえで再スタートを切ることになった。
高知ユナイテッドSCは2026シーズンにクラブ史上初のJリーグ参戦を果たし、新たな歴史を歩み始めている。クラブの象徴となるマスコットは、試合会場だけでなく、SNSや地域イベント、ホームタウン活動、グッズ展開など幅広い場面で活躍する「クラブの顔」と位置付けられており、Jリーグクラブとして地域との結び付きをさらに強める重要な存在となる。
今回の募集では、マスコットのデザインと名称、そのデザインや名称に込めた思いを応募する形式となる。
応募資格は、高知ユナイテッドSCを応援する人であれば年齢や居住地、職業、さらには国籍も問わず(※ただし、日本語でのコミュニケーションが可能であること、または日本語のコミュニケーションをサポートできる人がいることが条件)、個人・グループでの応募も可能。未成年者は保護者の同意が必要で、複数作品の応募も認められている。
募集期間は7月31日(金)までで、クラブ内で審査を行い、9月に採用作品を発表する予定。採用者にはシーズンシート2席とレプリカユニフォームをそれぞれ5シーズン分、マスコット誕生記念グッズ一式が贈られるほか、ガイドラインや制作ツールの作成、広報活動への協力を依頼する場合もあるとしている。
また、前回の公募で応募された作品についても引き続き審査対象として扱われる一方、応募者は新たな作品を追加で提出することも可能だ。
クラブは今年3月31日に、当初予定していたマスコット発表を延期すると発表。その際は募集手続きに商標登録や肖像権、予算面などさまざまな不備があったことを認め、応募者への謝礼を検討するとともに、新たな募集も視野に入れて再調整を進める方針を示していた。
今回の募集再開は、そうした課題を踏まえて体制を見直したうえで実施されるもので、クラブは地域やサポーターとともに長く愛されるマスコットの誕生を目指している。
なお、現在のJリーグ60クラブでマスコットを持たないのは唯一高知だけとなっている。
筆者:奥崎覚(編集部)
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