スペイン代表の優勝で幕を下ろしたFIFAワールドカップ2026。
アルゼンチンとの決勝戦の開始直前に黄金の優勝トロフィーが運ばれてきたが、それを収めるトランク(ケース)が、名門ルイ・ヴィトン製だったことにお気づきだろうか。
ルイ・ヴィトンは大会のオフィシャル・サプライヤーおよびブランドライセンシーとして、優勝トロフィーを運搬・展示するための公式特注トロフィー・トランクを製作。また、この機会に特別な限定コレクションも発売する。

今大会の優勝トロフィーを運ぶ新作のトロフィー・トランクは、メゾン(最高峰)の職人が、パリ近郊のアニエール=シュル=セーヌに構える由緒あるアトリエで製作。
ルイ・ヴィトンを象徴するモノグラム・キャンバスで覆われた外観で、2つの前扉には、トロフィーのカラーを彷彿させるゴールドで「Victory(勝利)」と「Vuitton(ヴィトン)」を意味する「V」の文字が描かれている。

外装は「ロジン」と呼ばれるレザーのトリミングで仕上げており、1860年代からルイ・ヴィトンのトランクに使用されてきたパーツを彷彿させる、ゴールドカラーの真鍮製のコーナープロテクター、錠前、留め具を施す。
内装はライトベージュのレザー張りで、蓋にはルイ・ヴィトンとFIFAのパートナーシップロゴのパッチを装着。

トランクに収納したトロフィーは、ルイ・ヴィトンがサプライヤーとなった2010年南アフリカ大会以降、同ブランドのアンバサダーとFIFAレジェンドによってはこばれるのが恒例。今大会では、2010年W杯決勝戦で劇的な決勝ゴールを決めた元スペイン代表アンドレス・イニエスタがその大役を担った。
なお、ルイ・ヴィトンではW杯以外にも、2023年から年間最優秀選手賞「バロン・ドール」のトロフィー・トランクも担当している。

ルイ・ヴィトンはトロフィー・トランクの色とデザインに着想を得た、3つのアイコニックな限定トランクを発表。
最大8本の時計を収納できるよう設計された「コフレ8 モントル」、時計愛好家向けの「コトヴィル 16 モントル」、そして「クーリエ・ロジン 110」などで、いずれもモノグラム・キャンバスをまとい、手描きのFIFAワールドカップ・トロフィーのロゴとゴールドカラーの「V」によって再解釈されている。
コレクションの詳細については、ルイ・ヴィトンの公式ウェブサイトまで。
筆者:立野敦史(Qoly LFB Vintage)
Qoly × LFB Vintageでユニフォームなどを販売する傍らQolyでユニ記事を執筆。ヘヴィメタルから歌謡曲までジャンルレスな音楽好き。世界一美しいと思うエンブレムはサンマリノ代表の旧デザイン。


