累計発行部数が6000万部を超える人気サッカー漫画「ブルーロック」の実写版、映画『ブルーロック』が8月7日に公開を迎えた。日本をサッカーW杯の優勝に導くためのストライカー育成に向けて、全国から集められた300名の高校生FWがBLUE LOCKを舞台に繰り広げるサバイバルを描いた本作。

公開に先立ち行われた「才能の原石たちよ、劇場に集まれ!トーク&試写イベント」には、本作の主人公で、ストライカーとしての資質を秘めた無名の高校生FWの潔世一(いさぎ・よいち)を演じた俳優の高橋文哉や、天才FWの凪誠士郎(なぎ・せいしろう)役のK(&TEAM)、さらには本作の監修を務めた元サッカー日本代表・松井大輔氏が登壇し、作品の思いを明かした。

サッカー未経験から1年半で潔世一に

画像1: (C)JUN.S

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――松井さん、この映画のメッセージはどのように受け取られましたか?

松井:今日はたくさんのサッカー少年・少女が来てくれていますが、やっぱり『ブルーロック』のように「エゴ」が必要なのかなと。この中の誰かが将来W杯に出場してくれたらなと思いますね。
ワールドカップの後だからこそ感じるものがあるかな。

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**――これまでにサッカー経験がなかった高橋さんは、撮影に入る1年半も前から、松井さんと2
人3脚でトレーニングを積み重ねてこられたそうですね。**

高橋:トレーニングを始めてから、もうそんなに経ちましたか。松井さんと最初にご挨拶をさせていただいた時には、短い距離のパス交換すらもできなくて、二人で「ヤバいな……」思いましたよね(苦笑)

松井:二人とも「上手になりたい」という思いがあったので、日々上手くなっていく姿、変わっていく姿を見られたことは本当に良かったですし、それが見事に実現しましたね。

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――Kさんには、松井さんからどのようなアドバイスがありましたか?

K:まずは「どんなタイミングでもいいから、毎日ボールに触れるように」と松井さんにアドバイスをいただいて。車にサッカーボールを常備し、ダンス練習前のストレッチをする時間に、10分くらいサッカーボールを使った練習をして、1日の中でサッカーボールを触る時間を増やすことを常に意識しました。

――今日は、Kさんがずっと心に留めていた思いがあるそうなので、そちらについてもお話いただけたらと思います。

K:僕は子供の頃にサッカーを5年ほどやっていたんですけど、実はその時から松井さんの大ファンで、今日までそれをずっと言えずにきたんです。

当時の僕にとっての大スターで、プレースタイルとかも含めて一番好きだった選手が松井さんだったので、(監修が)「松井さんに決まった」とお聞きした時は、信じられなくて。初めてサッカーの練習でお会いした時は、内心は震えが止まらなくて、緊張していたと思いますね。

――松井さんはそれをご存知でしたか?

松井:いや何も……(笑)今回初めて聞きましたけど。すごく難しいシーンやテクニックが必要なシーンも多くありましたけど、二人とも役への思い入れが強かったですね。

――次にお二方が演じられた潔世一(高橋文哉)、凪誠士郎(K)のキャラクター作りについてお聞かせください。

高橋:本当に性格の面では、自分の中にある「エゴ」を自覚していないというか、芽生えているものを理解していない。そこから自分には「エゴ」があるんだと気付かされ、その必要性を理解してから自身の目標に向かって歩んでいく。

本作はやっぱり潔の成長物語だと思いますし、潔という人間が「ストライカーとしてどんどん芯が太くなっていく姿を見せられるように」と、お芝居で補填しながらサッカーに磨きをかけていくことを意識しながらやっていました。

K:凪誠士郎は無気力に見えても、サッカーに対する情熱はあって、潔と同じように自身の中に眠る「エゴ」に気づかずにサッカーを始めるんですけど、サッカーに熱中している時と、普段の姿に色々なギャップがあり、見るたびに違う姿を見せてくれる僕も大好きなキャラクターです。色々な引き出しがある凪の魅力を感じながら、楽しんでもらいたいです。

北中米W杯で「エゴさ」を感じた選手は?

画像: (C)Getty Images

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――続けて、熱戦が続いたワールドカップのお話もちょっと伺いたいと思っております。松井さんは現地で大会をご覧になられていましたが、盛り上がりはいかがでしたか?

松井:やっぱりみんな、本当に大会を観に行ってほしいと思いますし、あとは今日集まってくれた方の中から、ワールドカップに出られるような選手が現れてくれることが僕の願いでもあります。

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――「エゴさ」を感じられたシーンはありましたか?

高橋:僕は佐野海舟選手です。一瞬「ブルーロック」に見えましたし。ブラジル戦でゴールを決めたあのプレイは、何回リプレイを見ても見惚れますよ。色々な試合で素晴らしいゴールが生まれましたけど、(佐野選手のゴールは)決めたタイミングも凄かったですし、「果たしてどんな心情や精神状態で試合に臨めば、あのプレーができるんだろう」と、僕は尊敬の気持ちが込み上げてきました。

松井:自分でドリブルしていって、最後はそのまま(パスを)出さずに…。エゴかった!そのシーンは日本でもかなり盛り上がったんじゃないですか?

K:相当湧きましたよね!

高橋:ちょっとだけ東京が揺れていたと思いますよ。そのくらい盛り上がっていたように思います。

取材:JUN.S

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