ユニクロと日本サッカー協会(JFA)は27日、イタリア・ミラノのアレーナ・チヴィカ・ジャンニ・ブレラで『JFA ユニクロサッカーキッズ in イタリア』を開催。
2003年から続くJFAのグラスルーツ活動「JFA ユニクロサッカーキッズ」がイタリアで実施されるのは初めてで、日伊外交関係樹立160周年を記念し、日本とイタリアの子どもたち約120人がサッカーを通じて交流した。
当日は、JFAユニクロサッカーキッズキャプテンの内田篤人氏、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏、そしてEURO2000でイタリア代表の守護神を務め準優勝に貢献したフランチェスコ・トルド氏が参加。国境を越えて子どもたちとボールを蹴り、サッカーの楽しさや交流の大切さを伝えた。

イベント後のインタビューにおいて、トルド氏はFIFAワールドカップ2026の日本代表について話してくれた。
――今回のワールドカップでの日本代表の印象について。
「僕にとっては日本は素晴らしい例を見せてくれたので、とてもいい試合だったと思います。ブラジル戦では残念な結果になってしまいましたが、長友佑都選手の活躍をまた見ることができて、彼は7年間イタリアで活躍していた選手なので、活躍している姿を見ることができてとても良かったです」
また、自身もゴールキーパーとして世界の舞台で活躍した経験を持つ立場から、大会で最も印象に残った日本人選手として鈴木彩艶を挙げた。
――印象に残った日本人選手は?
「私自身もゴールキーパーをやっていたので、鈴木彩艶選手の活躍を見ることができたのはとてもいい経験になりました」
「まず、そもそもイタリアでGKとして活躍するには身体的にも能力的にも優れている選手であることが必要です。彼はW杯に出る前からイタリアでずっと活躍している選手なので、実際にお会いしたこともありますが、身長もすごく高いしフィジカル的にもすごく優れているので、とても期待しています。
今回のブラジル戦を通して、W杯に出ていたGKの中でもトップを争うぐらいの能力や身体的な特徴を持った選手だとあらためて感じたので、これからの活躍もとても期待しています。本当におめでとうございます」

子どもたちとの交流だけでなく、日本サッカーの現在地にも温かいエールを送ったトルド氏。日本代表のベテラン・長友佑都への敬意と、世界の舞台で存在感を示した鈴木彩艶への高い評価は、イタリアを代表する名GKだった54歳ならではの言葉と言えそうだ。
筆者:奥崎覚(編集部)
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