ドイツ・ブンデスリーガの強豪ボルシア・ドルトムントを率いるニコ・コヴァチ監督に、ファンから厳しい批判が寄せられているようだ。
7月26日からプレシーズンの日本ツアーを行っているドルトムントは、先日セレッソ大阪との親善試合に0-1で敗戦。フォルトゥナ・デュッセルドルフ戦に続き、この夏のプレシーズンマッチで2連敗となった。
セレッソ大阪は前半8分に櫻川ソロモンが先制ゴールを奪取。ドルトムントはボール保持率56%を記録し、相手より100本以上多くパスをつないだものの、枠内シュートはわずか1本に終わるなど、攻撃面での課題を感じさせる内容となった。
コヴァチ監督は後半に10人を入れ替えるなど、新しいメンバーを試しながらやり繰りしていたものの、最後まで同点ゴールを奪えず、内容としても芳しくないものになっていた。
『bvbbuzz』によれば、試合後のSNSでは攻撃の形を作れなかったチームと指揮官に批判が集中していたという。
「選手については優勝を目指せるような補強が行われているのに、コヴァチ監督は降格候補のようなサッカーをさせている」
「戦術的に限界がある監督を、どうしてこんなに長く続けさせられるのか理解できない。コヴァチ監督の下では、20年経っても成長は見られないだろう。昨季は運が良かっただけだが、クラブは現実を見ようとしない」
「昨季と同じように弱く、アイデアもコンセプトもない。コヴァチ監督には嫌な予感しかない」「才能のある選手たちが揃っているのに、監督はまるで彼らの能力に限界があるかのように見せている」
また、なかには「このままなら9月までにコヴァチを解任しなきゃならないだろう」と、早くも監督交代を求める意見もあったそうだ。
一方、コヴァチ監督は若手中心のメンバーだったことを強調し、試合を前向きに捉えていた。
「若いチームにとって良いテストだった。このメンバーが同じ形で一緒にプレーする機会は、今後それほど多くないだろう。大きな大会後のプレシーズンでは、こういうことが起きる。代表選手たちは一人ずつ戻ってきている。フィジカル面では相手と互角に戦えていた。ただ、プレーの面ではまだ改善の余地がある」
ドルトムントのマネージングディレクターを務めるラース・リッケン氏も、チームに連係が不足していたことを認めた。
「もちろん、多くのBVBファンが来てくれた試合には勝ちたかった。ただ、今日はU-19、U-23の選手を中心に、一部のトップチーム選手を加えたメンバーだった。相手のような本能的な連係が足りなかった。セレッソ大阪の方が準備は進んでいた」
リッケン氏によれば、ヴァルデマール・アントン、マクシミリアン・バイアー、フェリックス・ヌメチャらワールドカップ組は、8月1日のFC東京戦で復帰する可能性があるという。
筆者:石井彰(編集部)
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