元日本代表のフィリップ・トルシエ氏が、29日の朝に亡くなったサッカージャーナリストの田村修一さん(68)に哀悼の意を表した。

田村さんは1958年千葉県生まれで、1991年よりサッカー取材を開始。フランス文化にも精通しており、フランスのスポーツ紙「レキップ」と「フランス・フットボール」の日本特派員を務めていた。日本代表やジェフユナイテッド千葉でも取材を重ね、日本のジャーナリストで唯一バロンドールの投票権を持っていた。

近年も精力的に取材現場に足を運んでいたが、膵臓がんのため他界。今夏のFIFAワールドカップ(W杯)にも足を運ぶ予定だったが、病気のために取材を断念していたという。『レキップ』が伝えている。

日本代表の監督として2002年の日韓W杯を指揮したトルシエ氏は自身のXを更新し、「深い悲しみをもって、親友である田村修一が68歳で癌との闘いの末に亡くなったことを知りました」とつづった。

「7月8日に彼と最後に会う機会に恵まれました。私たちは彼の最も親しい忠実な友人たちと一緒に昼食を共にしました。私たちは皆、彼の時間が限られていることを知っていました。それでも修一は、最後の日々を驚くべき気品と勇気をもって迎えました」

「彼は私たちをもてなし、自宅の近所で昼食に招くことを強く望みました。それは常に彼を特徴づけていた寛大さの最後の表現でした。別れの時が来ると、私たちは長い間抱き合いました。その抱擁の中で、私は1998年のフランスで開催されたFIFAワールドカップの際に始まった友情の愛情、忠誠、そして深い絆を感じました」

「その最初の出会いから、修一は私が日本での旅路とコーチングキャリア全体を通じて、私のそばにいてくれました。彼の文章、彼の情熱、そして私への揺るぎない信頼を通じて、彼は私のサッカー哲学と分析を日本で生き続けさせる手助けをしてくれました。そのことに対して、私は永遠に感謝しています」

「私たちの最初の共著である『Revolution』という本の思い出も、常に大切にします。それは私たちの友情と共有する情熱の象徴です。今日、私は忠実な友人、兄弟を失いました。しかし、私たちが一緒に作り上げた思い出は、永遠に私の心に刻まれます」

「彼の姉、彼の家族、そして彼を愛したすべての人々に、心からの弔意を捧げます。すべてに感謝します、修一。安らかに眠ってください、私の親友。あなたは永遠に私の心にいます」

筆者:本田建(編集部)

画像提供:Getty Images

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