ファビオ・カンナヴァーロ

(C)Getty Images
イタリア代表:136試合2得点(1997~2010年)
ファビオ・カンナヴァーロは、守備者として世界の頂点に立った数少ない選手である。180cmに満たない身長でありながら、相手の動きを先に読む力、爆発的な跳躍力、ボールへ飛び込むタイミングによって体格差を補った。
パルマではジャンルイージ・ブッフォン、リリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。その後はインテル、ユヴェントス、レアル・マドリーなどでプレーした。
最大の功績は、主将として臨んだ2006年ワールドカップ。イタリアは大会を通じて堅守を貫き、24年ぶりの世界一を達成。カンナヴァーロはその年、DFとして史上3人目となるバロンドールを受賞した。
なお引退後は名将マルチェッロ・リッピの弟子として中国、サウジアラビア、イタリアなどで指導者を務め、2026年ワールドカップでは初出場のウズベキスタン代表を率いている。
アレッサンドロ・ネスタ

(C)Getty Images
イタリア代表:78試合0得点(1996~2006年)
アレッサンドロ・ネスタは、イタリアが生んだ「最も完成度の高いセンターバック」といえる選手の一人だ。
ラツィオの育成組織で育ち、17歳でトップチームにデビュー。若くして主将を任され、1999-00シーズンにはクラブをセリエA優勝へ導いた。そして2002年にミランへ移籍すると、パオロ・マルディーニとセンターバックのコンビを形成。UEFAチャンピオンズリーグを2度制し、欧州最高峰の舞台でも実力を証明した。
対人守備、カバーリング、空中戦、ボール扱い、戦術理解。そのすべてが高い水準にあり、2000年から2005年までに5度、セリエA最優秀DFに選ばれている。
その一方で、負傷には何度も苦しめられた。2006年ワールドカップでも大会途中に離脱し、イタリアが優勝する瞬間をピッチ上で迎えることはできなかった。それが唯一といっていい、彼のキャリアに欠けていたものであるといえる。
