J3の奈良クラブは4日、2026/27明治安田J3リーグのホームゲームを奈良テレビで放送すると発表した。
地上波での中継は、AppBankと奈良テレビによる共同プロジェクトの一環として実現したもので、ホームゲーム中継を通じてクラブの集客力向上や地域活性化を目指す取り組みとなる。
奈良クラブによると、生中継または録画放送を試合ごとに実施する予定で、ホーム開催のJ3リーグ全試合が奈良テレビにて放送される(※ルヴァンカップと天皇杯は対象外)。
8月は、16日(日)にロートフィールド奈良で開催される鹿児島ユナイテッドFC戦、22日(土)のレノファ山口FC戦をいずれも17時55分から放送する予定(18時キックオフ)。生中継の場合はサブチャンネルを活用する可能性もあるという。
クラブは地上波放送を通じて、より多くの人に奈良クラブを知ってもらい、スタジアムへの来場促進や奈良県全体の盛り上がりにつなげたいとしている。
今回の放送は、AppBankと奈良テレビが締結した基本合意に基づく協業の第1弾。両社は奈良県唯一のJリーグクラブである奈良クラブを軸に、潜在的なファン層への認知拡大、観客動員の増加、クラブ収入の向上を目指して連携する。
役割分担では、奈良テレビがホームゲームの放送や番組制作を担当し、AppBankは放映権取得に関わるスポンサー支援金を負担。さらに両社が共同で自治体や県内企業、通販事業者などに対するスポンサー営業を進めることで、放送事業の継続性を高めていく考えだ。
また、AppBankは18年以上にわたるメディア運営やSNSマーケティングのノウハウを生かし、デジタル分野での情報発信を強化。奈良テレビは関連コンテンツやイベントの企画・制作を担い、テレビ放送とデジタル、リアルイベントを組み合わせた総合的な集客施策を展開する。
両社は今回の取り組みを、スポーツを通じた地域活性化やシビックプライド醸成のモデルケースと位置付けており、今後は奈良クラブとの連携で得た知見を生かし、他地域やスポーツチーム、IPコンテンツとの新たな協業にも発展させていく方針。
地元放送局と民間企業、Jリーグクラブが一体となった新たな地域密着モデルとして、その成果が注目される。
筆者:奥崎覚(編集部)
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