北中米ワールドカップを戦った日本代表には、U-19代表チームも帯同した。
現地で行われたU-19代表とフル代表との練習試合は、1-2の僅差だったことも話題になった。
そのU-19代表の一員だった山本天翔は、この夏にJ1ガンバ大阪からドイツの強豪ドルトムントにレンタル移籍することになった。
18歳の山本は、テクニックと運動量を兼ね備えた左利きのボランチ。
ジュニアユースからガンバで育成され、今年トップデビューを飾ったばかりだったが、ドルトムントでのデビュー戦でいきなりファインゴールを決めて話題を集めた。
その山本がドイツに旅立つ際、MBS毎日放送の『KICK OFF! KANSAI』が密着。そこで彼は危機感を口にしていた。
「(ガンバでは)メンバーに入れたりとか、デビューしたけど、なかなかベンチに入れなかったりとかあったんですけど、一喜一憂できないくらいあっという間に過ぎたなって。
でも、ACL2の決勝の舞台に立てなかったのは、やっぱり悔しかったですし、もっともっと試合に絡みたかったのが正直なところです。
(18歳で地元を離れるのは寂しい?)
いやいや、そういうのは全然ないですし、もう18歳って感じです。次のワールドカップに出ようと思ったら、あと3年しかなくて…。
(W杯日本代表との)トレーニングマッチも組ませてもらって、全体の結果だけでいったら、1-2ですけど。内容だったりは、圧倒されまくったので、違いはかなりありましたね。
憧れの存在から、超えていかなきゃいけない存在…簡単なことじゃないですけど、そういう気持ちができましたね。
ヨーイドンで勝負したら勝てない難しいところはあるので、スピードだったりとか、頭の部分、予測だったりとか、そういう部分は絶対上回れると思うので、より磨いていきたいなと思います。
(ガンバアカデミーでは)まずサッカーを遊び心をもって楽しむのはモットーじゃないですけど、そういうのはあります。
判断・技術はジュニアユースとユースの6年間で磨かれましたね。サッカーだけじゃなくて、人としてもとても成長させられましたし、ある意味、実家のような…」
ガンバはクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルを下して、AFCチャンピオンズリーグ2優勝を成し遂げたが、山本に出番は訪れず。そこでの悔しさとフル代表との差を実感し、18歳にして危機感を抱いているようだ。
山本はドルトムントでまずはリザーブチームでプレーする予定だが、ニコ・コヴァチ監督はトップチーム昇格の可能性を否定しておらず、ドイツでの活躍に期待したい。
筆者:井上大輔(編集部)
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