ワールドカップの舞台で堂々たるプレーを見せつけた日本代表GK鈴木彩艶。

23歳の守護神は、驚異的なセービングと圧巻のキック力を誇る。

現在はイタリアのパルマに所属しているが、いまや世界が注目する若手キーパーになったことで、今夏のステップアップは必至。

UEFAチャンピオンズリーグ2連覇中の最強PSGが獲得に迫っているが、イタリアの名門ユヴェントスに1年間レンタル移籍させる説が浮上している。

PSGは今夏に18歳のイタリア人GKアレッサンドロ・ロンゴーニをミランから獲得するなどGK陣が飽和状態にあるためだ。

ただ、イタリアメディア『Virgilio Sport』によれば、ユーヴェの本命GK候補は別にいるという。

「鈴木がユヴェントスのユニフォームを着て、イタリアでもう1年を過ごす可能性が現実味を帯びてきた。

当初、この案はユーヴェの経営陣を完全には納得させられなかった。

買い取りオプションが含まれていないため、他クラブが所有する選手を育成することに消極的だったからだ。

しかし、獲得候補として挙げられていた他のGKをめぐる移籍交渉の難航などもあり、状況は一変した。

買い取りオプションなしのレンタル移籍は一時的な解決策だが、ユーヴェはGK問題を暫定的に解消しつつ、補強が必要なエリアに余剰資金を回すことが可能になる。

もし、鈴木が素晴らしい活躍を見せれば、ユーヴェは残留させる方法を模索するかもしれない。

ただ、その間に長年注視してきた他のGKを獲得するための条件が変わりうる。

最も興味深い名前はアリソンだ。このブラジル代表守護神は、ルチアーノ・スパレッティ監督と特別な絆で結ばれており、監督も再会を歓迎するはず。

アリソンとリヴァプールとの契約は2027年夏までとなっており、もし契約延長で合意に至らなければ、フリーエージェントとして獲得候補になりうる」

ユーヴェは長期的な解決策にならない鈴木の1年ローンには消極的だったものの、状況的に受け入れる可能性が高くなっているという。

そのうえで、来夏にリヴァプールとの契約が満了になりうるアリソンを後釜に据える案も考慮しているようだ。アリソンとユーヴェのスパレッティ監督は、ローマ時代にともに働いた経験がある。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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