当初は1997年に発足した韓国バスケットボールリーグ(KBL)に劣ると見なされていたものの、Bリーグは大胆な構造改革を通じて急速に競争力を高めてきた。

親会社からの資金援助に依存していた韓国とは異なり、Bリーグは多くの地元中小企業と提携することで財政的な自立を確保。

その財政基盤を土台に、NBA経験者ら才能ある外国人選手を獲得し、リーグの水準向上とファン拡大という好循環を生み出した。

また、Bリーグは競技レベルを向上させるため、外国人選手に関する制限も継続的に緩和。

日本はサッカーのJリーグもヨーロッパに匹敵するシステムを確立することで代表チームの競争力を高めてきた。

対照的に、韓国バスケ界は『井の中の蛙』のように閉鎖的な状態が続いていた。国内選手の保護を名目に、リーグは外国人選手数や体格に制限を設けていた。

2025年までバスケ韓国代表のヘッドコーチを務めたアン・ジュノは『Bリーグには、スターや有望な若手が絶えず輩出される仕組みが整っている。熾烈な競争を勝ち抜いた選手たちが、NBAなどの世界的舞台で挑戦し、代表チームの核となり、相互の成長を促すような仕組みだ』と分析。

対照的に、韓国は2004年のハ・スンジン以来、22年間にわたりNBAに選手を送り出せていない」

KBLでは何度か外国人選手に身長制限を設けてきた。2018-2019シーズンには2つの外国人選手枠について、「200cm以下」と「186cm以下」と定めたが、批判が強かったために1年で廃止している(現在は制限なし)。

近年、サッカー界では日韓の格差が拡がりつつある。昨年には日本代表が日韓戦で初の3連勝を達成。FIFAランキングでも日本がアジア最上位の17位、韓国はアジアでも4番手の32位。

バスケでも日韓格差の拡大が懸念されているようだ(第1ラウンドでの対戦成績は1勝1敗)。

今回の日韓戦2連戦は、有明アリーナで行われ、日本テレビ系列で生中継される。

また、今秋に名古屋で行われるアジア競技大会で、バスケ男子日本代表は韓国と同じグループを戦う(バスケ女子とサッカー男女代表は韓国と別組)。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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