今夏からドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04でプレーする日本人MF田中聡が、クラブとの意外な“縁”を明かしたとのこと。
『WAZ』などによると、田中は子供の頃からシャルケの試合をよく見ていたという。その理由は、かつて同クラブで活躍した元日本代表DF内田篤人だったそうだ。
田中はインタビューに対して以下のように語っていたとのこと。
「子供の頃からシャルケの試合をたくさん見ていました。僕も篤人さんのように、この大きなクラブでブンデスリーガを戦いたいと思っていました。ハードワークして、たくさん走る。それが好きです。シャルケのスタイルは自分に合っていると思います」
内田は2010年から2017年までシャルケに所属し、右サイドバックとして長くプレー。UEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出やDFBポカール制覇などを経験した。日本人選手にとってシャルケという存在を身近にした象徴的な存在でもある。
その内田に憧れていた田中は今夏フォルトゥナ・デュッセルドルフからシャルケへ加入したばかり。デュッセルドルフが3部へ降格したこともあり、移籍金はおよそ100万ユーロ(1億8000万円)と比較的安価だったと伝えられている。
中盤の底を主戦場とし、運動量、球際の強さ、素早い攻守の切り替えを武器としている田中のスタイルは、現在シャルケを率いるミロン・ムスリッチ監督が求めるサッカーと相性が良いと見られている。
ただ、守備的MFのポジションはロン・シャレンベルクとの争いとなっている。シャレンベルクは1998年生まれの27歳で、パーダーボルンから2023年にシャルケへとやってきた選手だ。昨季は2部で33試合に出場しており、主力として欠かせない役割を果たし、優勝に導いた。
田中はそのライバルについて以下のように話し、そのプレーについてはかなり称賛しているようだ。
「ロンは素晴らしい技術を持っていて、良いプレーをしています。とてもリスペクトしています」
今後、田中とシャレンベルクのコンビで試合に出場することもあるのだろうか。ピッチでともに戦う場面も見てみたいものである。
ピッチ外では、現在も日本人コミュニティの大きいデュッセルドルフに住んでいるとのことで、「日本食レストランやスーパーがあるのでうれしい」とコメントしているよう。また、チームメイトとは日本のアニメについて話すこともあるという。
筆者:石井彰(編集部)
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