ルイス・スアレス

アヤックス、リヴァプール、バルセロナ、アトレティコ・マドリーで活躍してきたウルグアイ代表FW。
狂気に満ちた噛み付き事件を3度も起こしたほか、ダイブ癖があるなど、敵を欺こうとする狡猾さ・いやらしさは若い頃から際立っていた。
ただ、サッカーの“うまさ”は天下一品だ。ゴールを奪う得点感覚はもちろん、チャンスメイクや体の入れ方、球際のしぶとさなどは圧巻。味方につければ最強の存在といえる。
吉田麻也は「スアレスはすごかったな。うまいのよ。雑そうに見えてうまいし、本当にいやらしいところを突いてくる」、メンフィス・デパイは「(反逆児タイプの)スアレスがピッチ上で超優しいやつだったら、あんな多くのゴールを決めて、あんなにタイトルを勝ちとれたかい」と話している。
そんな彼は8歳で両親が離婚して以降、母親とともに自ら働き、兄弟を含めた家族を養ってきた。そういった生い立ちもハングリーさに繋がっており、恵まれない子供たちを積極的に支援する理由もそこにあるようだ。
本人は「青年期に勉強しなかったことは後悔している。子供たちにとっていいお手本になれただろうに」とも話している。
ペペ

ポルトやレアル・マドリーなどでプレーしてきたポルトガル代表DF。ブラジル人ながら、若くして移住したポルトガルでプロになった。
相手の背中を踏みつけるなど常軌を逸したラフプレーが物議を醸すこともあり、ライバルからは嫌がられる存在だが、選手としての能力はピカイチ。
高さ、強さ、スピード、DFとは思えない技術を持ち合わせており、全盛期はひとりで守れてしまうスーパーな守備者だった。
そんなペペだが、ピッチ外では違う一面をもっている。
給与不払いのために退団したベシクタシュでは、身銭を切ってチームスタッフたちに給与を支払っていた。また、17歳まで母親と一緒に寝ていたマザコンだと自認している。
18歳で単身渡欧した際には、お金がなかったために、お店でサンドイッチを恵んでもらったこともある。
その時の経験を振り返り、「その瞬間から僕はいつでも他人を助けようとしている。あの経験は僕に大きな影響を与えた。あの人は僕が何者か知らなかったし、僕も彼が誰なのか分からない。(連絡がとれないので?)残念だよ。でも、あの振る舞いは当時の僕とその後の人生を助けてくれた。その日からは僕にとってポルトガルが一番になったんだ」と語っている。
筆者:井上大輔(編集部)
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