日本代表DF伊藤洋輝が所属するドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンで10番を背負うドイツ代表ジャマール・ムシアラ。
市場価値1億ユーロ(約184億円)を誇る23歳の世界的スターだ。
ムシアラは気温33度のなか行われた15日のRBライプツィヒ戦でピッチに倒れ込み、スタジアムが一時騒然となる出来事があった。
めまいや循環器系の不調で大事ではないとされていたが、18日のハイデンハイム戦でもふたたびピッチに倒れ込んでしまった。
途中出場からわずか4分でアクシデントに見舞われたが、応急処置を受けると、数分後には自ら歩いてロッカールームへ下がった。
その後、ムシアラはSNS上でこのような声明を出した。
「まずは何よりも、僕は大丈夫!皆からのメッセージや温かいサポートに心から感謝している。
多くの方が心配してくれているので、その不安を解消し、現在の状況について説明させてほしい。
自分は神経機能の異常によって引き起こされる、短時間かつ一時的、しかし治療可能である『欠神発作』と診断された。
こうした発作が、ライプツィヒ戦やハイデンハイム戦での出来事につながる可能性がある。
一見すると恐ろしいものに映るかもしれないが、自分にとっては、今のところ日常生活の一部のようなもの。
素晴らしいメディカルケアを受けており、とても楽観的に考えている。
重要なのは、これ以上の健康上のリスクはないということ。
専門家と綿密に相談・連携を重ねた上で、自分の意志としてこの課題に向き合うことにした。
神経内科医からの医学的な許可も得ており、回復に最もプラスとなること、つまり日常生活を送りつつ、情熱を注ぐサッカーを続けていきたい。
この決断は私自身の責任において下した。この説明で、状況をより深く理解していただければ幸いだ」
欠神発作は短時間だけ意識を失う、てんかん発作のひとつだそう。
『Bild』によれば、この日は激しい降雨もあり、気温は20℃を下回っていたそうで、暑さとは関係がなかった模様。
バイエルンのスポーツ部門CEOマックス・エバールは「ムシアラも近いうちに声明を出す。それがサッカーの素晴らしいところだ。ピッチ上で何かが起こると、(心停止があった)クリスティアン・エリクセンが倒れたことや、今回のジャマルの件のように、誰もがサッカーは世界で最も素晴らしい些細なものであり、それよりもはるかに重要なことがあることに気づく。それはいい兆候であり、このような事態が起こった時に社会として団結できることをポジティブに考えている」と語っていた。
筆者:井上大輔(編集部)
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