8大会連続でワールドカップに出場してきた日本代表。
初出場だった1998年大会と2010年大会で監督を務めたのは、岡田武史氏だ。
1998年大会はキング・カズこと三浦知良を直前でメンバーから外す決断を下し、2010年大会でも直前に中村俊輔ら主力を外して本田圭佑らを抜擢する荒療治を敢行した。
その岡田氏が、元日本代表MF鈴木啓太氏のYouTubeに出演し、決断の極意などについて語った。
鈴木啓太氏もイビチャ・オシム氏の後を引き継いだ当時の岡田監督から代表メンバーから外される経験をした人物。
岡田氏は、本当は選手にいい顔をしたいが、そういう感情を一切排して決断を下すという。そして、最終的には選手も理解してくれることが多いと語っていた。
「俺は選手と酒飲まないし、選手と飯食ったりしない、一切。変に情が移って、決断が鈍るのが嫌だから。
でも、俺は選手のことすっごく考えてるし、見てる。だから、そんなに選手と仲良くしてないのに終わって、今でも、ヒデ(中田英寿)や長谷部(誠)、本田圭佑は、飯食いませんかと言ってくれるわけよ。やっぱ嬉しいよ。でも、俺そんなあいつらと仲良くしたことないんだけど。
それはね、やっぱりトップってのは、情は排して、でも本当にチームが勝つために、私利私欲や、自分が有名になりたいとか、自分が金持ちになりたいとか、嫉妬、そういうのが一切なくやったら、必ず分かってくれるんだよ。ただし、それがすぐじゃないんだよ。
監督は好かれる必要はないんだよ。でも尊敬されなきゃいけない。その尊敬が何年か後に来るんだよ。それに耐えれなきゃいけないんだよ。
いまイイ人だと思われたい、いま尊敬されたい…これはもうできない仕事なんだ。
だから、10年以上経って、初めてうっちー(内田篤人)なんかも『試合で使ってくれませんでしたよね』とか、『おぉそうやなぁ』とか言って(笑)
