(香川)真司もそうだよ。この前、飯食って、『岡田さん、僕はメンバーから最後外されたけど…』って、でも、その後、あいつはそれが悔しくて、ドルトムントに行って大活躍して、マンチェスター・ユナイテッドに行ったじゃん。

たまたま俺がロンドンに行った時に真司もいて、飯食おうかって言ったら、いいっすよとかって言って、あいつ試合出てなかったんだ、ちょうど。

でも、ユナイテッドに行ったから、こんな感じ(天狗状態)だったんだよね。

『真司、お前、このままだったら、潰れるぞ』と。でも、聞く耳を持たなかったよ。

ところが、ユナイテッドでダメで、ドルトムントに戻ることになった時に、電話がかかってきて、ちょっと会えませんか、と。

で、ドイツで会って、『岡田さん、あの時になんであんなこと言ったんですか』と。

いやいや、お前のいい時はボールを貰ったら、パッと相手に向かって前にトラップするのに、ユナイテッドに行ったら、全部セーフティなところでトラップするようになった。

というのは、ユナイテッドぐらいになると練習の時にミスしたらボールくれないんだよ。勝負なんかできないんだよ。もうミスしないように、ミスしないように…真司のいいところなんか何も出ない、それじゃ。

そういう話をしてやったりして…。だから、相当俺のことは嫌いだったと思うけど、外した時は(笑)今はなんかまあまあ付き合ってくれてるよ」

内田氏は2010年のワールドカップに選ばれたものの、直前の戦術変更によって、本大会では出場機会を与えられなかった。

また、香川は2010年のワールドカップメンバーから落選した後、ドルトムントで活躍して、2年後に強豪マンチェスター・ユナイテッドへ移籍。

当時、岡田氏は香川が天狗になっていると感じて、説教したことがあったそう。結局、香川は2年でユナイテッドからドルトムントに戻ることになったが、その際、岡田氏の本意を尋ねてきたという。

また、「カズも相当頭に来たと思う」としつつ、ワールドカップ落選から7~8年後に、息子を連れてサインを求めに来てくれたそうで、そこで関係性は雪解けしたそう。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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