今季からスペイン1部バレンシアでプレーする19歳の佐藤龍之介は、日本代表の未来を背負って立つと期待される逸材だ。

彼はアグレッシブさと無尽蔵のスタミナが売りのアタッカーで、18歳の若さで日本代表デビューを果たしている。

FC東京からバレンシアに移籍すると、プレシーズンで一気に評価を高め、開幕戦に先発出場。佐藤を交代させた監督の采配にサポーターがブーイングを浴びせるほどのプレーを見せた。

佐藤は25日のベティス戦でも先発起用されると、初のフル出場を達成。ただ、チームは0-1で敗れ、またも勝利を逃した(開幕戦はドロー)。

佐藤に対する現地の評価はやや割れている。

『ElDesmarque』「8点。この日本人はまるで生え抜きのようだ。常にプレーに絡むことを心掛け、全てのボールに対してファイトした。12分には先制の絶好機もあった。その後にはイエローカードも貰った。攻守においていたるところに現れ、コーナーキックも蹴った」

『Superdeporte』「5点。開始早々のシュートは枠外に外れた。その後に訪れた最大のチャンスでは素晴らしいシュートを放つも、相手GKがスペクタクルに阻止。彼は良し悪しだった。連係プレーや創造性ではかなり苦戦し、前半はパス数がわずか9本。とはいえ、守備では誰よりもハードワークしていた」

佐藤は前半に相手を倒して初のイエローカードも貰ったが、それも含めて評価する声もあったようだ。また、攻撃面では苦戦したものの、守備では誰よりも貢献したとの見方も。

開幕戦時点で一部ファンから「辞任しろ!」と解任要求を突き付けられたカルロス・コルベラン監督は「不用意なターンオーバーは避ける必要があった。ブーイングを歓声に変えるには勝つことだ」とコメント。

バレンシアは31日の第3節でデポルティーボ・ラ・コルーニャと対戦する。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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