アジア競技大会3連覇を狙うなでしこジャパン。
国内組を中心としたメンバー編成だが、14日に行われたタイとのグループステージ初戦に8-0で快勝した。
中嶋淑乃が開始3分でゴールを奪うと、前半だけでハットトリックを達成。後半には宝田沙織もハットトリックを達成するなど、ゴールラッシュとなった。
タイのネーティポン・シートーンイン監督は、試合後にこう述べていた。
「これほどハイレベルのチームとの対戦になるとは想定していなかった。
選手の質や驚くほどの速さだった試合のテンポに驚いたわけではない。正直、このレベルのチームと対戦するのが初めてのようなものだった。
この試合を通じて、自分たちを客観的に評価し、なぜもっといいプレーができなかったのかを理解できた。反応の速さと判断の速さこそが最も重要な要素。
相手は非常に速いテンポでプレーしていた。常に言っていることだが、私にとってサッカーとは、単に抽象的な意味での『チームワーク』ではない。個々の選手が集まってチームになる、個人の能力や判断力、プレッシャー下で細部にわたって正しい選択ができるかどうかだ。
あのレベルのチームに敗れたとしても、常にポジティブな要素がある。格下に負けたわけではない。世界トップ5に入るワールドクラスと対戦した。
試合前には日本のプレーに合わせるのではなく、自分たちのサッカーをしようと戦術的なプランを立てたが、後半に入るとうまくいかなくなった。
日本のようなトップ5に入るチームとの対戦は、重要な教訓になる。
今日の試合は、ゲームプランや戦術、技術ではなく、プレッシャー下での反応と意思決定の速さが問われた。
サッカーは単なるチームワークだけではなく、個々の選手の組織的ポテンシャルが集約されたもの。
現時点では、このペースを90分間維持することはフィジカル的に厳しいが、自分たちの力を把握し、改善点を見つけ、将来そのレベルに到達できるよう成長するための極めて重要な機会になった」
タイメディアも「実力差歴然!タイは初戦で日本に完敗。日本はアジア最上位に位置するチーム」と伝えていたが、タイ側は教訓になったととらえているようだ。
日本は17日の第2節でベトナムと対戦する。
筆者:井上大輔(編集部)
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