オランダ代表の新たな船出で、22歳の若手が大きな一歩を踏み出した。

スペインのレジェンド、チャビ・エルナンデス監督は18日、就任後初となるオランダ代表の招集メンバー26名を発表。フィルヒル・ファン・ダイクやコーディ・ガクポら今夏のW杯メンバーを多数残す一方、PSVのFWルベン・ファン・ボメルとフェイエノールトのMFヒバイ・ゼヒールを初招集した。

身長192cmの大型ウィンガーであるファン・ボメルは、オランダ代表のレジェンド、マルク・ファン・ボメルを父に持つ22歳のアタッカー。マルクは79キャップを記録し、2012年のEUROを最後に代表から退いた。その14年後、息子が同じオランダ代表の扉を開いた格好となる。

オランダ紙『Voetbal International』は、マルクが息子の招集に「とても誇りに思う」と語り、昨季をほぼ棒に振った重い前十字靭帯負傷から復帰したことにも言及したと報じている。

さらに今回の物語には、チャビとマルクの縁もある。マルクは2005-06シーズンにPSVからバルセロナへ移籍し、当時のチームでチャビとともにプレー。フランク・ライカールト監督のもとでラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグを制した。

そんな元チームメートのチャビにより、息子ルベンが初めて“オランイェ”に選出されることになった。父マルクは「彼はとてもよく成長している」とも語っており、負傷から復活した息子の歩みを喜んでいるという。

日本代表MF佐野航大が加入したことでも話題のPSVで今季、2ゴール3アシストを記録しているルベン・ファン・ボメル。チャビ体制最初の代表活動では、24日のドイツ戦を皮切りに、セルビア、ギリシャとのUEFAネーションズリーグ4試合が予定されている(※セルビアと2回対戦)。

父がともにプレーした名手から受けた招集を、22歳のルベンは自身のA代表デビューへつなげられるか注目される。

筆者:奥崎覚(編集部)

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画像提供:Getty Images

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