ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、国内リーグで導入される外国人選手枠の縮小に支持を表明した。
『ge』によれば、セリエAとセリエBの各クラブは、「外国人選手の登録上限を段階的に減らす」というブラジルサッカー連盟(CBF)の提案を承認したとのこと。
現在は1試合につき最大9人を登録できる状況だが、2027年から削減を始め、2030年には5人まで減らす方針だ。大半のクラブが賛成するなか、バイーアとフラメンゴのみが反対票を投じたと伝えられている。
アンチェロッティ監督は、オーストラリアで行われた記者会見でこの改革に触れた。
「ブラジルサッカーにおいて外国人選手の数を減らすことは、自国の才能にチャンスを与えるという意味で非常に重要なことだ。
自国の選手がブラジル全国選手権でより多くの出場時間を得ることにつながる。年ごとに少しずつ減らしていくことは、ブラジルサッカーにとって非常にポジティブだと思うよ」
近年のブラジルには南米各国から多くの選手が流入し、セリエAは世界でも外国人比率の高いリーグの一つになっている。その一方で、若手やアカデミー出身選手の出場機会が減っていることが問題視されてきた。今回の枠縮小には、近年の代表の低迷を受けて国内育成を後押しする狙いがあるという。
ブラジル代表は、2026年ワールドカップでの早期敗退から再スタートを切ったばかり。アンチェロッティ監督は今回の代表活動でも若手を多く招集している。
「ワールドカップ後は再び集まる時間がなく、長く難しい期間だった」。今は一つの区切りがついたと思う。新しい選手や若い選手が加わっている。今回オーストラリアで行う試合は、ここにいる若い選手たちにとって良いチャンスになる。
この中にはまだ十分な出場機会を得られていない選手もいる。彼らが代表でプレーする時間を積み重ねられる」
ブラジル代表はこのインターナショナルウィークでオーストラリアと2試合を戦い、その後インド代表とも対戦する予定だ。
筆者:石井彰(編集部)
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