代表4連戦を戦っている日本代表。
24日のウルグアイ戦には3-1で勝利、28日のベネズエラ戦にも2-1で勝利した。
そうしたなか、日本サッカー協会は28日に安藤智哉(ザンクトパウリ)が怪我のため、佐藤龍之介(バレンシア)がクラブ事情のため代表を離脱すると発表した。
安藤は190センチの大型センターバックで、サムライブルーはDF陣に負傷者が相次いでいるため、今後の選手起用が懸念される。
一方、佐藤の離脱は、所属するバレンシアの事情とのこと。
19歳の佐藤はサムライブルーの将来を担うと期待される逸材。この夏にFC東京からスペイン1部バレンシアに移籍すると、開幕戦から先発起用されていた。
だが、最下位に低迷するバレンシアが監督解任に踏み切った後の暫定体制2試合では起用されず。
その後、バレンシアはメキシコ人のハビエル・アギーレ監督を招聘した。アギーレ監督はかつて日本代表を指揮したほか、マジョルカ時代には久保建英を指導したこともある人物。
現地紙『Superdeporte』によれば、佐藤の早期帰還は、アギーレ新監督の要請によるものだという。
「佐藤本人、日本代表、そしてバレンシアは、アギーレ監督との連係強化のためにスペインに戻ることが最善と判断した。
佐藤は、この夏バレンシアで最も注目を集めた選手のひとり。あまり知られていない存在だったが、加入直後から溢れるポテンシャルと際立った才能の片鱗を見せつけた。
(マジョルカで)久保建英やイ・ガンインを本格的なブレイクへと導いたアギーレ監督は、アジア人選手の育成において理想的な指導者と言える。
唯一の懸念点は、佐藤が日本代表に招集されていたため、リーグ再開の直前までアギーレ監督が彼のプレーを直接確認できないことだった。
しかし、スポーツディレクターのブラウリオ・バスケスとアギーレ監督は、佐藤と単なる数日以上の関係を築きたいと考えていた。
その結果、佐藤はベネズエラ戦に先発出場した後、バレンシアに戻ることになった。この動きはブラウリオの意向も反映している」
一方、『ElDesmarque』は、「佐藤本人がバレンシアへの復帰について、日本代表の森保一監督と直接話し合った」としている。
バレンシアはカルロス・コルベラン前監督を解任した際、この夏に招聘したばかりだったサッカー部門のCEOロン・グーレイとの契約も解除して体制を刷新。オサスナのスポーツディレクターだったブラウリオ・バスケスはその直後にバレンシアの新SDに抜擢された。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



