現在開催されている愛知・名古屋アジア大会。
タイの女子バドミントン選手ピチャモン・オパトニプスは、今大会の注目美女アスリートして出場が期待されていた。
だが、来日後の今月17日に行われたドーピング検査で特定禁止物質であるフロセミドが検出されたことで事態が急変。暫定的な出場停止処分が科され、今大会に参加することができなくなった。
19歳のピチャモンは、「ピンク」との愛称を持ち、華麗なルックスでも注目されるタイのスター。170センチの長身を生かした攻撃とシャトルへの鋭い守備も特徴で、タイ女子バド界の次世代を担う存在として期待されている。
タイメディア『Siamsport』によれば、ピチャモンは、9月24日に提出されたB検体の結果を待っている状況だったというが、そのB検体からもフロセミドの存在が確認されたという。
タイの観光スポーツ大臣が、検体Bからも検体Aと同じ結果が確認されたことを認めたとのこと。そのうえで、大臣は、異議申し立てを行う可能性を示唆した。
同物質は利尿薬および美容薬のグループに含まれるとしつつ、医薬品のラベルに禁止物質の記載がなかったことによる認識不足から生じた可能性があると指摘したという。
アンチ・ドーピング・プログラムを実施するITAは、今月21日にピチャモンのドーピング違反嫌疑を報告した際、「フロセミドはアスリートが急速な減量のために水分を排出する目的で使用されることがある」などとしていた。
大臣は、禁止成分が成分表示に記載されていない医薬品や美容サプリメントを使用した可能性を指摘したが、今後はピチャモン自身が、異議申し立ての手続きを通じて対応する必要があるとのこと。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



