愛知・名古屋で開催された第20回アジア競技大会が10月4日に閉幕した。

大会では中国が金169、銀89、銅83の計341個でメダルランキング1位となり、日本は金83、銀95、銅91の計269個で2位。以下、韓国、インド、ウズベキスタンと続いた。

最終的なメダル獲得数は以下の通りとなっている。

第20回アジア競技大会 各国メダル数

1位 341:中国(金169、銀89、銅83)
2位 269:日本(金83、銀95、銅91)
3位 150:韓国(金39、銀43、銅68)
4位 85:インド(金21、銀27、銅37)
5位 84:カザフスタン(金12、銀24、銅48)
6位 70:ウズベキスタン(金21、銀25、銅24)
7位 55:チャイニーズ・タイペイ(金5、銀17、銅33)
8位 54:香港(金11、銀19、銅24)
9位 52:イラン(金19、銀18、銅15)
10位 52:タイ(金18、銀13、銅21)
11位 39:インドネシア(金5、銀11、銅23)
12位 32:マレーシア(金9、銀7、銅16)
13位 29:北朝鮮(金7、銀13、銅9)
14位 29:フィリピン(金4、銀9、銅16)
15位 25:ベトナム(金3、銀3、銅19)
16位 22:バーレーン(金11、銀5、銅6)
17位 18:カタール(金6、銀6、銅6)
18位 18:シンガポール(金2、銀9、銅7)
19位 17:サウジアラビア(金4、銀3、銅10)
20位 16:タジキスタン(金2、銀5、銅9)
21位 15:モンゴル(金1、銀1、銅13)
22位 14:キルギス(金1、銀3、銅10)
23位 13:UAE(金7、銀5、銅1)
24位 11:ヨルダン(金2、銀3、銅6)
25位 10:パキスタン(金0、銀2、銅8)
26位 9:クウェート(金4、銀1、銅4)
27位 6:マカオ(金1、銀4、銅1)
28位 5:ミャンマー(金2、銀1、銅2)
29位 5:イラク(金0、銀2、銅3)
30位 4:カンボジア(金0、銀0、銅4)
31位 3:スリランカ(金1、銀1、銅1)
32位 3:アフガニスタン(金0、銀1、銅2)
32位 3:レバノン(金0、銀1、銅2)
34位 2:トルクメニスタン(金0、銀2、銅0)
35位 2:オマーン(金0、銀1、銅1)
36位 2:ネパール(金0、銀0、銅2)
37位 1:バングラデシュ(金0、銀0、銅1)
37位 1:ブルネイ(金0、銀0、銅1)
37位 1:ラオス(金0、銀0、銅1)
37位 1:シリア(金0、銀0、銅1)

ここで各国の総メダル数に占める金メダルの割合、いわゆる「金メダル率」に注目してみたい。

金メダル数を総メダル数で割って計算すると、トップ5は1位UAEの53.85%、2位バーレーンの50.00%、3位中国の49.56%、4位クウェートの44.44%、5位ミャンマーの40.00%となった。

興味深いのは、メダル総数ランキングでは23位だったUAEが、金メダル率ではトップに立ったことだ。

UAEは金7、銀5、銅1の計13個。その7個の金のうち、5個を柔術で獲得している。残る2個は、陸上女子400メートル障害のマリアム・カリーム、柔道男子73キロ級のカズベク・ナグチェフが獲得。UAEにとっては過去最多となる7個の金メダルだった。

2位のバーレーンも、金11個のうち9個を陸上で獲得。なかでも大きかったのがウィンフレッド・ヤビで、女子1万メートル、3000メートル障害、5000メートルの3種目を制覇。アジア大会の同一大会でこの3種目を制した史上初の選手となった。

さらにビルハヌ・バレウも男子1万メートルと5000メートルで2冠を達成するなど、長距離種目で強さを発揮した。

バーレーンは陸上以外でも、男子ハンドボールでカタールを33-32で破り、同競技では大会初の金メダルを獲得。水泳男子50メートルバタフライではミハイル・アルハンゲルスキーが金メダルを手にし、最終的に11個の金につなげた。

一方、メダル総数で圧倒的な1位となった中国も、金メダル率は約49.6%で全体3位。169個という金メダル数だけでなく、獲得したメダルのほぼ2個に1個が金という数字からも、その強さが浮かび上がる。

日本は金83、銀95、銅91の計269個で、金メダル率は30.86%。総数では中国に次ぐ2位だったが、金メダル率ではトップ5に入らなかった。

メダル総数だけでなく、その「色」に注目してみると、アジア大会の勢力図から各国の得意競技や特徴まで見えてくる。

筆者:奥崎覚(編集部)

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画像提供:Getty Images

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