バイエルン・ミュンヘンに所属する日本代表DF伊藤洋輝が、クラブで厳しい立場に置かれているとのこと。
『SPOX』によると、バイエルンを率いているヴァンサン・コンパニ監督は今季も積極的に選手を入れ替えながら戦っているものの、伊藤はそのローテーションからほぼ外れているという。
バイエルンはここまで公式戦7試合を消化したが、伊藤の出場時間はわずか10分。UEFAチャンピオンズリーグのボデ/グリムト戦で、5-0と大勢が決した後に途中出場したのみとなっている。
一方、日本代表では直近の代表活動で4試合すべてに出場し、そのうち3試合で先発。キリンカップではエクアドル戦のPK戦でキックを成功させ、ニュージーランドとの決勝にもフル出場した。
しかし現在のバイエルンでは、左サイドバックにアルフォンソ・デイヴィス、新加入のナサニエル・ブラウン、ヨシップ・スタニシッチがいる。また、センターバックにもダヨ・ウパメカノ、ヨナタン・ター、キム・ミンジェがおり、左SBとCBの両方をこなせる伊藤でもなかなか出番が回ってこない。
『SPOX』は、ガラタサライからのローンバック以来まだ一度も起用されていないサシャ・ボーイとともに、伊藤を「コンパニの大規模なローテーションから実質的に外れている数少ない実績あるフィールドプレーヤー」と指摘した。
7月にはスポーツ部門取締役のマックス・エーベル氏が、「本人が出場機会の難しさを感じ、移籍を考えるのであれば、その時は我々も対応する」と発言。夏の移籍市場終盤にはアヤックス行きも噂されたが、最終的には残留している。
その後、スポーツディレクターのクリストフ・フロイント氏は「伊藤を手放すことが我々の大きな希望だったわけではない。長期間しっかりフィットしている重要な選手だ」と説明していた。
ただ、シーズンが始まってからの起用を見る限り、その言葉とは大きな隔たりがあるようだ。伊藤とバイエルンの契約は2028年まで残っている。それでも、このまま出場機会が増えない状況が続けば、冬の移籍市場で再び去就が注目される可能性があるという。
筆者:石井彰(編集部)
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