サンダーランドに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカが、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書を巡る問題で有罪となった。
『Mirror』や『Daily Mail』などによると、ジャカはアーセナルに所属していた2022年、実際には接種していないのに虚偽の証明書を取得していたことを認めたとのこと。当時はワクチンに強い不安と不信感を抱えており、正規の手続きを踏まずに証明書を得たと説明している。
スイス当局の捜査を経て、ジャカには1日3000スイスフランを50日分、合計15万スイスフラン、日本円でおよそ2700万円に相当する罰金刑が言い渡された。ただし2年間の執行猶予付きで、この期間に新たな犯罪行為がなければ罰金は執行されない。
ジャカ本人もInstagramで処分を受け入れる意向を示した。
「数週間前、私は自分の決断について責任を取ると話しました。その考えは今も変わりません。検察にすべてを説明し、今回その判断が下されました。
私は虚偽の証明書を取得したことで、1日あたり3000スイスフランの50日分、2年間の執行猶予付きの罰金刑を受けました。手続きにかかった費用についてはすでに支払いました。私はこの判断を受け入れ、責任を負います。ここ数週間、たくさんの応援メッセージをいただきました。本当に感謝しています」
ジャカは9月にも自ら説明の場に立ち、「本来なら疑問を正しい方法で解消すべきだったが、そうせずに証明書を取得してしまった。間違った判断だった。申し訳なく思っている」と謝罪していた。
問題の証明書の一つは2022年11月11日付のもの。当時はアーセナルに所属しており、その翌日にはプレミアリーグのウォルヴァーハンプトン戦にも出場していた。なお、スイス当局はルツェルンの女性医師が接種を行わずに証明書を発行していた疑いについても調べており、ジャカの証明書もこの医師が発行したものだったと報じられている。
一方、サンダーランドでは通常通りトレーニングを続けており、レジス・ル・ブリ監督はこの問題について「私が話すべき領域ではない。私の領域はフットボールだ」とした上で、「代表ウィーク中も本当によくトレーニングしていた。フットボールの面では非常に良い状態にある」と語った。
そのため、ジャカは今週末のブライトン戦にも出場する見込み。11月にはスイス代表へ復帰し、再びキャプテンを務めるとみられている。
筆者:石井彰(編集部)
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