(中国在任中に明確なNGマニュアルはなかったが、スポーツ大臣ら政府高官との会談で中国の理念を痛感させられた)

彼らは常に自分たちのルール、やり方、彼らが掲げるすべての価値観に適応しなければならない、と求めてくる。

あらゆる面で自分たちが世界の支配者のように考えており、それに対処するのは簡単ではない。

彼らは即座に関係を打ち切り、あとはFIFAやUEFA、その他の関係機関と当事者同士で解決させる。

ある百貨店に行ったとき、ある意味ですべての商品が『模倣品』だったことがあった。レアル・マドリーがユニフォームを手に入れるよりも前に(偽物が)並んでいた。

(代表監督の契約更新から1週間後に解任されたが)契約更新を伝えられた1週間後には帰りの航空券代さえ支払われなかった。

彼らは私に苦情を申し立てるべきだと言った。私を解雇して退職金を支払ったことを単純に認めるわけにはいかないから、と説明された。それが彼らの国でのやり方なのだ。

(エムバペ騒動における中国側の対応は交渉戦術だと見ており)彼らは間違いなくスペインリーグと交渉を試みるはず、支払額を低くできないかを画策するだろう」

最終的にはFIFAがカマーチョの主張を認め、中国が支払うべきだった報酬を手にすることができた。

そのうえで、彼はエムバペと古巣レアルには優秀な弁護士を雇うように助言していたという。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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