先日行われたプロ野球のドラフト会議。毎年、悲喜こもごものドラマが繰り広げられてきた。

1989年のドラフト会議も歴史に残るものだった。

8球団が1位指名した野茂英雄氏を引き当てたのは、当時の近鉄バファローズ。

野茂氏を逃した読売ジャイアンツは、外れ1位として大森剛氏(慶應大)を指名した。同じく野茂氏を逃した当時の福岡ダイエーホークスが外れ1位で指名したのは、元木大介氏(上宮高)。

だが、巨人入りを熱望する元木氏は、ダイエーの指名を拒否。その後、元木氏はハワイで浪人生活を送り、1年後に巨人から1位指名を受けた。

同年のドラフトは豊作年としても知られる。広島東洋カープから4位指名された前田智徳氏(熊本工業高)は、天才的なバットマンとしてプロ野球で大活躍した。

現役時代の前田氏は、近寄りがたい孤高の存在だったが、引退後はキャラクターが一変。お喋りキャラになると、いまではバラエティ番組でも活躍している。

そうしたなか、元木氏と前田氏がそろって、BS10の『ダグアウト!!!』に出演。ドラフトでの『遺恨』などを明かしたが、37年も前の出来事になるため、ジョーク交じりでもあった。

前田氏によれば、西武ライオンズ以外の11球団からドラフトで指名される可能性が伝えられていたそう。広島からは4位、ダイエーからは3位で指名すると担当スカウトから明言されていたという。

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