ミッドウィーク開催となる第4節。過密日程が続く中で、ターンオーバーやシステムの変更を考えているチームもあるようだ。

注目の試合は、日本人選手が所属するチーム同士の一戦、カターニアvsチェゼーナ。長友、森本のマッチアップは実現するのか。さらにジェノアvsフィオレンティーナ、唯一の23日開催となっているユヴェントスvsパレルモも見逃せない好カードだ。

ボローニャは契約の問題がまとまり、ウルグアイの新しい才能ガストン・ラミレスがベンチ入りを果たす可能性がある。 開幕から3連敗のウディネーゼは、3-4-3システムの他に3-4-1-2システムでトレクワルティスタにアブディを起用する形も模索中。

降格候補でありながらもまずまずのスタートを切ったブレッシャがホームにローマを迎える。不振の続くローマは大黒柱のトッティとデ・ロッシが怪我で欠場する見込み。ヴチニッチは戦列復帰し先発が見込まれている。フォーメーションは流動的。メネズを加え4-5-1という可能性も残されている。

前節はバーリと引き分けたカリアリ。今節は内容と結果が伴わず苦しむサンプドリアをホームに迎える。実力的にはサンプドリアが優勢だが、カリアリとしてはホームで成績の上がらないサンプドリアに負けるわけにはいかない。

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インテルと並び首位に立つチェゼーナ。4節の相手は森本が所属するカターニアだ。日本人同士のマッチアップが期待されるところだが、カターニアの森本はこの試合もベンチスタートが濃厚。チェゼーナの長友も疲労を考慮してベンチスタート、もしくは中盤での起用などが予想されており、どういった形で両者が出場するかが見物だ。またボグダニやスケロットに関しても連戦の負担を軽減するため、マロンガ、ファンタジスタのパオネッサが途中から出場する可能性もある。

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実力伯仲の一戦。ジェノアは前線のトーニのコンディションに不安が残り、評価を高めているデストロが控えているので、状況次第では早めの交代もあるだろう。対してフィオレンティーナはミハイロヴィッチ監督が新システムの4-3-3を準備している模様。まだ勝ち星を挙げられていないフィオレンティーナはここが踏ん張りどころだ。

サネッティが胸部の怪我で6節頃まで出場できなくなり、その位置にはスタンコヴィッチ、またはマリガが入ることになるだろう。週末にはオリンピコでのローマ戦が控えていることもあり、インテルとしては早い段階で勝負を決めたいところだ。

ラツィオはロッキとマツザレムがコンディション次第で出場するが、レーヤ監督はスタートからフロッカリを起用する可能性が高い。ザンブロッタがカンピオナート今季初出場となる予定。中盤より前のメンバーは直前まで動きがあるだろう。

昇格対決を落としたレッチェと、難敵ジェノアと引き分けたパルマの対戦。勢いはややパルマかもしれない。レッチェはジェダが今季初先発を飾る見込み。

前節でサンプドリアとの激戦を制したナポリは、首位から陥落したキエーヴォをホームに迎える。キエーヴォは1敗した所で現実的な目標に向かって再び堅実なサッカーを披露するだろう。

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3節でウディネーゼを4-0で完封し、ようやく波に乗ってきたユヴェントスは前節と同じメンバーで臨む可能性が高い。マロッタGMが今夏の最大のヒットだとコメントした好調のクラシッチがこの試合でも高速ドリブルを披露するか。対するパレルモは敗れはしたが、前節インテル相手に惜しい戦いを見せた。さらにその試合で新たな才能イリチッチを発見。エルナンデス、パストーレらを若手を中心としたクリスマスツリーシステムでユヴェントスに挑む。それに加え、レジスタのリヴェラーニが戻ったことで、攻撃の幅がどれだけ増すのかも注目したいところだ。

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