（現地時間）17日に行われた、ハンガリーU-21代表とスロバキアU-21代表の対戦はスコアレスドローに終わった。

U-21EURO2011本大会へ出場する可能性が寸前に迫っていたにも関わらず、最後の最後で力尽きでグループリーグ敗退となった両チームは、既に次大会予選への準備を始めているが、まだまだチームとして完成するのは当分先のようだ。

ハンガリーは、1トップのフターチュのキープ力を活かし、そこからゴストニー、コヴァーチュ、ボーディが飛び出すという厚みのある攻撃を仕掛けるが、ゴールまで後一歩が届かず、ゴールの匂いを感じたのはポストに直撃したシモンのミドルシュート程度。対するスロバキアは、A代表と同様に「コンパクトな守備からのショートカウンター」を見せるも前半途中までしか続かず、多くの時間をハンガリーにペースを握られた格好。キャプテンであるキスの無回転FKがグラーチの守るゴールマウスを脅かしはしたが、流れの中ではまったくと言っていいほど攻撃の形が見出せず。お互いにしばらくは色々と選手を試す期間になりそうだ。

（筆：Qoly編集部 T）

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