ミランのオーナー、シルヴィオ・ベルルスコーニが名誉会長職としてクラブに復帰した。

ミランのパトロンは1986年からクラブの会長に就任。以降、ミランは黄金期を迎え、クラブは数々の栄光を手にしている。その後政界に進出したベルルスコーニは、2008年、自身3度目となるイタリア首相就任に伴い、1クラブのオーナーであることはコンフリクトに当たるとして会長職を辞任。しかし、昨年の10月に首相職を辞任した為、近いうちに会長職に復帰すると見られており、最近では多くの試合を観戦に訪れていた。

木曜日、クラブのオフィシャルウェブサイトで名誉会長としてクラブに復帰した事を発表している。

「シルヴィオ・ベルルスコーニ会長は自身のクラブに帰ってきました。本日、役員会はベルルスコーニ氏を会長に選出しました」

ベルルスコーニが26年前に会長となってから、ミランは8度のリーグ優勝を達成している。さらに、コッパ・イタリアは1度、スーペル・コッパは6度、UEFAチャンピオンズリーグは5度、UEFAスーパーカップは5度、インターコンチネンタルカップを2度、CWCを1度制するなど、28のトロフィーを獲得している。

(筆:Qoly編集部 L)

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