EURO2012の開幕が迫る中、本企画ではQoly編集部推薦のタレントたちを紹介。誰もが知るスタープレーヤーから知る人ぞ知る逸材まで取り上げるので、是非大会観戦の予備知識としてもご利用ください。

サイドバックでブレイクを果たした元ウィング

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名前 フアン・フランシスコ・トーレス・ベレン (フアンフラン)
Juan Francisco Torres Belen (Juanfran)
国籍 スペイン
出身地 クレビリェンテ(スペイン)
生年月日 1985/01/09
身長/体重 181cm /72kg
所属チーム レアル・マドリー・カスティージャ - レアル・マドリー - エスパニョール(ローン) - オサスナ - アトレティコ・マドリー
主なポジション SB/SH/WG
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アトレティコのEL制覇にも貢献した右ラテラル。

もとはレアル・マドリーのカンテラーノで、スペインU-21代表にも選出されるなど将来を期待されていたウィング。 当時から体系はヒョロとして頼りなさげだったが、切れ味鋭いドリブルを積極果敢に仕掛ける姿勢が魅力的であった。

さすがにマドリーのトップチームには定着できなかったが、2006-07シーズンに移籍したオサスナでイラン代表MFマスード・ショジャエイとドリブラーコンビを結成。 得点力にこそ欠けるものの、持ち前のドリブルとクロスボールに磨きがかかり、リーガでも指折りのサイドアタッカーへと成長。

2011年冬にはポルトガル代表MFシモンの後釜としてアトレティコ・マドリーに引き抜かれるも、期待されたほどのインパクトを残せず。 今季もポジションを掴めないでいたが、成績不振で解任されたマンサーノの後任としてディエゴ・シメオネが新監督に就任すると、シウヴィオの故障もあり、右サイドバックへとコンバート。 当初はとまどいも見えたが、徐々に適応すると、定位置を確保。守備面はやや心もとないが、そこは持ち味のひとつでもある運動量でカバー。さらに、タイミングのいい攻め上がりと持ち前の突破力を活かしてブレイクを果たした。

この活躍を代表監督デル・ボスケにも認められると、右SBの枠を争うアンドニ・イラオラがコパ・デル・レイ決勝で負傷したこともあり、EUROのメンバー入り。この選出に「望外だった」とその喜びを語ったファンフランはシメオネへの感謝も口にした。

なお、右サイドバックのレギュラーはアルバロ・アルベロアの起用が有力で、フアンフランはそのバックアップとなる見込み。

ちなみに、ここにきて古巣レアル・マドリーがその獲得に興味を示したようだが、アトレティコは交渉を拒否した模様。

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(筆:Qoly編集部 I)

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