先日のロンドン五輪でも活躍した、日本代表の清武弘嗣が今夏加入したニュルンベルク。ブンデスリーガ内でのポジションはいわゆるエレベータークラブで、今季は2009年の再昇格から4シーズン目。ディーター・ヘキンク監督に率いられたチームは2010-11シーズンに6位の好成績も残している。

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ニュルンベルクは内田のシャルケと同様、一年毎にホームとアウェイをそれぞれ更新。今年はアウェイの番ということで、集合写真の撮影でも選手たちは新しいアウェイユニフォームに身を包んだ。(※清武は五輪のため不在)

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Nurnberg adidas 2012-13 Away

ニュルンベルクの2012-13(おそらく2012-14)アウェイは、定番の白。クラブカラーは赤と白のニュルンベルクだが、最近はワインレッドに近い色が使われることが多く、新しいアウェイもそれに添った色合い。前身頃にはピンストライプが施されている。

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Hiroshi Kiyotake

さて、ニュルンベルクのメインスポンサーは、日本でも原発事故を契機に有名となった世界最大の原子力産業複合企業、フランスのアレヴァ(Areva)が務めていたが、今年から支援体制を縮小し、胸スポンサーからも撤退。今季モデルの胸には今のところクラブの愛称である“Der Club”が入れられている。

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2001年にバイエルン州ミュンヘンに本社を置くシーメンス(Siemens)から原子力部門を買収し、2008年から同じバイエルン州のクラブであるニュルンベルクをサポートしていたアレヴァ。しかし昨年、ドイツが2022年までに国内全ての原発を廃止することを決めたため、風向きが大きく変わってしまった。(下は昨季のホームモデル。ユニフォーム自体はこれを継続使用する)

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Nurnberg adidas 2011-12 Home

当然のことながらクラブの予算も縮小。現在、新たなスポンサー探しに奔走している。


ニュルンベルクは19日、ドイツのカップ戦にあたるDFBポカールの1回戦でTSVハフェルゼと対戦。4部相手に楽勝かと思いきや、まさかの大苦戦。日本代表から合流したばかりの清武は1-2の63分から出場、一旦は同点に追いついたものの、延長戦で勝ち越し弾を許しそのまま敗退。25日のブンデスリーガ開幕戦に向けて不安の残る結果となった。

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セットプレーのキッカーを務めるなどチャンスメイクを担った清武だが、チームを救えず。


≪2012-13モデル まとめ≫

(筆:Qoly編集部 O)

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