1月22日、フォックススポーツは「ウエスタンシドニー・ワンダラーズの監督を務めるトニー・ポポヴィッチ氏は、小野伸二選手との話し合いが円満に終わったと話した」と報じた。

昨年末から大きく報じられてきた小野伸二選手の退団問題。最終的には先日クラブ側から6月にコンサドーレ札幌へと移籍することが正式に発表され、決着を迎えた。

先日小野伸二選手は記者会見で、クラブが主張していた「契約延長をしたかったが、彼は家族の元に帰りたがった」という内容の話を否定。

その件について質問を受けたトニー・ポポヴィッチ監督は、交渉の詳細については明らかにしなかったものの、円満に終わったと明かした。

フォックススポーツ

トニー・ポポヴィッチ ウエスタンシドニー・ワンダラーズ監督

「我々は議論をした。プライベートな会談をね。我々とシンジの間の、個人的な話し合いだよ。

お互いに、この結果には満足しているんだ。私は彼が喜んでいるのを見て幸福に思っている。その内容については、私とシンジの心の中に留めておく。

彼は、帰国することを決断した。我々は、彼をここに迎えることが出来たことを幸せに思う、そして、シンジがここに残ってくれるシーズン終了までの間、楽しみ続けることだろう。

彼は何かを勝ち取りたいと決心していた。シンジがここにいることに、大きな喜びを感じている。

(アーロン・ムーイとユスフ・ヘルシの契約延長がまだだが?)

選手たちは、この段階で契約できていない場合、他のクラブと話し合う権利を持っている。我々は、内部でどのように選手たちと取引をするか、適切なプロセスを踏んでいる。その進み具合には満足している。

選手たちが幸せであること、それが大切なんだ。適切な期間にクラブ、および選手の未来を整理していくだろう」

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