アーセナルはセルティックのセンターバック、フィルヒル・ファン・ダイクへの興味を失っていないようだ。
移籍期間最終日であるデッドラインデーにファン・ダイク獲得を目指したアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督。時すでに遅しという感も否めずオランダ代表DFの獲得は実現しなかったが、今でも強い関心を抱いており1月の移籍ウィンドウで再挑戦する可能性があると『Daily Mail』は報じている。
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なお、アーセナルは夏の移籍ウィンドウでキャプテンのトーマス・ヴェルマーレンをバルセロナに放出。センターバックの駒不足が囁かれる中、デッドラインデーにマンチェスター・シティのマティヤ・ナスタシッチやアストン・ヴィラのロン・フラールの獲得に動いている事をサポーターたちは期待。しかし、最終的に獲得したのはFWのダニー・ウェルベック(マンチェスター・ユナイテッドより)だった。
ファン・ダイクについてはQPRの元イングランド代表DF、リオ・ファーディナンドも高い評価を与えている。
「彼はディフェンスにおいてクールで落ち着いていて正確だね。フィルヒルは常にリラックスしていて、まるで別のギアがあるようさ」
ファン・ダイクがキャリアをスタートさせたのはウィレムⅡの下部組織。フリートランスファーでフローニンヘンの下部組織へ転籍すると、2011年の4月に19歳でプロデビューを飾った。編集部のオランダ担当によれば、「常人離れした体躯・フィジカルに加え、足元も豊かな近代的なDFで、正確なフィード、ビルドアップで後方からチームをサポート。セットプレーの際には強烈なFKが相手ゴールを襲う。課題はやや揺さぶりに弱いこと」とのこと。