11月8日、『Africanfootball』は「モロッコのスポーツ省は、2015年1月に行われる予定であったアフリカネイションズカップの開催を拒否することを決めた」と報じた。

アフリカ大陸の王者を決めるネイションズカップの2015年大会は、来年1月17日からモロッコで開催されることになっていた。

しかし、西アフリカ諸国でエボラ出血熱が大流行したことにより、その感染の拡大を恐れるモロッコは、アフリカサッカー連盟(CAF)に対して大会のスケジュールの延期を求めていた。

CAFはそれに対して「スケジュールを変更することはない」と決定。モロッコに対しては開催権を返上するか、あるいは決行するかという判断を迫っていた。

しかし、モロッコはCAFが求めているスケジュールでは開催することは出来ないという結論を変えなかったとのことである。

今後CAFが取ることが出来る選択肢としては、別の国で急遽開催するか、あるいはモロッコの要求どおり来年、再来年への延期を行うかというものとなる。執行委員会はカイロで会合を行った後、火曜日に最終的な結論を導き出す予定となっている。

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